イコモスが原爆ドーム近くに「かき船」反発

広島市中心部を流れる元安川に浮かぶ船で、かき料理を出す「かき船」。被爆70年を前に世界遺産・原爆ドーム近くに船を移転する計画が浮上し、「慰霊の場にふさわしいのか」と議論が起きているという。1月13日に視察したユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内委員会は「問題がある」と述べた。

かき船は「かなわ」と「ひろしま」の2店舗。原爆ドームから平和大橋をはさんで約700メートル南にある。1991年の台風19号の際に川が増水し、流されて平和大橋にぶつかるなどしたため、川を管理する国土交通省中国地方整備局から改善を求められていた。

市は店側などと協議を重ね、現在地から約450メートル北の元安橋のたもとを、商業が営める営業区域にするよう昨年11月に同整備局に求め、認められた。そのうえで「かなわ」が同12月、営業するための占用許可を受けた。「ひろしま」は別の川への移転を検討中。(朝日)
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