広島市議会の会派が松井市長の支持をめぐり懲罰動議合戦で空転

広島市議会が空転しているという。12月定例会は、12月17日に最終日を迎える予定だったが、松井市長の政治姿勢をめぐり、支持派と反対派がお互いの懲罰を求めて会期を延長し、審議を続けた。発端となったのは、12日の一般質問で松井市長の政治姿勢を批判する保守系会派の藤田博之議員が発した。藤田博之議員は「松井市長から安佐市民病院の移転にぜひ賛成してくれんかと、こう言われた。私に賛成してもらえば、すぐ目に見える形で恩返しをします。こういう話をされた」と述べた。

これに対し、松井一実市長は、「私のやり取りは全く事実無根です。利権政治とは無縁の対応をしている」と返した。また、藤田議員は2011年の市長選挙で「松井市長を支持する議員が、お金を配ったと聞いた」などと指摘した。この発言を問題視した市長を支持する会派が、12日、藤田議員の懲罰動議を提出。これに対し、藤田議員もきのう、動議を提出した議員7人の処分を要求した。

これを受け、きょうの本会議では両者が意見陳述し、審議は特別委員会へ付託された。市長を支持する山田春男議員は「藤田議員の行った質問・発言は、根拠のない発言で、人格と名誉を著しく傷つける行為と」主張。反市長の藤田博之議員は「私と市長の協議内容や事実関係を確認したうえで、発言した内容に対して、『根拠がない』としていることは、著しく私を侮辱するものである」と述べた。このほかに8月の土砂災害発生時における市長の初動対応を問題視して議員が出した『松井市長に対する辞職勧告決議案』の採決も行われる予定。(TSS)
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