墓石800基が被害

広島市の土砂災害で、安佐南区緑井町の墓苑に土石流がなだれ込み、墓石約800基が土砂に埋まったり、流されるなど無残な状態となっている。惨状を知って駆けつけた家族らは、お彼岸を前に呆然としながらも、行方の分からない骨つぼや墓石を懸命に見つけ出そうとしているという。被害を受けたのは、JR可部線七軒茶屋駅北側山麓の宇那木神社近くにある緑井墓苑。法林寺(広島市南区)が管理している。

同寺の説明では、林道から土石流が流れ込み、現在、被災前の状態のまま残っている墓石は30基程度。大半は土砂に埋まったり、倒れたりしている。中には下の神社や民家近くまで流された墓石もあり、復旧のめどはたっていないという。

同寺では、災害発生翌日の8月21日に墓苑が被災したことを確認。墓を持つ家族らに知らせるとともに、墓苑の入り口付近に仮の参拝所を設けるなどして対応。墓苑を訪れた家族らは、僧侶から説明を受け、スコップで土砂を掘るなどして骨つぼや墓石を探している。法林寺の僧侶、前原善香さん(68)は「墓苑には重機が入らない状態。できたらボランティアの人たちに協力していただきたい」と話している。(産経)

墓石
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