広島市内にハエが大量発生

体長1ミリから2ミリ程度の非常に小さな「クロバネキノコバエ」というハエが、広島市で大量に発生し、安佐南区の小学校が給食に混入する恐れがあるとして調理を取りやめるなど影響が出ているという。

広島市教育委員会では、調理室の通気口に網目の細かいネットをかぶせるなどして、ハエの侵入を防ぐよう小中学校などに注意を呼びかけている。「クロバネキノコバエ」は、体長1ミリから2ミリ程度の非常に小さな黒っぽい色のハエで、今月に入って広島市内で大量に発生している。

広島市安佐南区の緑井小学校では、6月13日に大量に発生し、小学校は給食にハエが混入する恐れがあるとして、その日の調理を取りやめ、備蓄用のレトルト食品で対応した。そのうえで、小学校では調理室の通気口に網目の細かいネットを三重にかぶせ、ハエが侵入しないよう対策し、給食の調理を再開したという。

市の教育委員会には6月10日から24日にかけて、緑井小学校を含む18の小中学校から調理室などに「クロバネキノコバエ」が入り込んだという報告が寄せられたという。これを受けて、市の教育委員会では調理室の通気口に網目の細かいネットや換気扇フィルターをかぶせたり、調理室のドアを開け閉めする際には内側から扇風機をあてたりしてハエの侵入を防ぐよう、小中学校などに対し、文書で注意を呼びかけている。

昆虫の生態を研究している「広島市昆虫館」の坂本充学芸員は、「『クロバネキノコバエ』は気温が高く、湿度も高い梅雨のこの時期に庭や公園の植え込みなどから大量に発生する。刺されたりかまれたりすることはないが、吸い込むと、アレルギーを起こしたり、気管支炎になったりする恐れもあるので注意が必要。非常に小さく、網戸の網目もすり抜けて侵入するので、できれば窓を閉め切ることが望ましいが、もし窓を開けるのであれば網戸に殺虫剤を吹きつけるなどしてハエを寄せつけないよう対策をして欲しい」と話している。(NHK広島)

ハエ
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