広島の県立高教諭が交通費を不正受給・校長が隠蔽

通勤に自転車などを利用していたのに、バスを利用していたと偽り、学校に提出する書類を改竄したとして、広島県教委は5月9日、県立高校の男性教諭(57)を3カ月間の減給10分の1の懲戒処分とし、教諭の不正を隠蔽したとして、当時の男性校長(60)を3月27日付で1カ月間の減給10分の1の懲戒処分としていたと発表した。県教委はプライバシーを理由に、学校名などを公表しなかったという。

教諭は平成25年4月から3カ月間、自宅から最寄りのJR駅まで自転車を利用したが、学校にはバスを利用したと虚偽の報告をし、バス代3万9630円を受け取った。6月下旬に学校の事務担当から、利用日や乗降車場所、時間などが記録された利用明細書の提出を求められた際、利用時間を消したり、該当区間を走っていないバス会社名の紙を貼るなど改竄して提出した。

事務担当者や校長が不審に思い、問いただしたところ偽装を告白し、自転車利用の場合に支給される月額2000円との差額を返金した。ところが校長は不正受給発覚を県教委に報告しなかった。総括事務長は2度にわたり、報告するよう求めたが応じず、今年2月に総括事務長が県教委に問い合わせ、校長が隠蔽していたことが発覚した。

県教委によると、校長は「本人は認めており、やり方も稚拙で、報告すべきことではないと思っていた」と話しているという。校長は3月末に定年退職した。(産経)
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