米国の核ミサイル発射担当将交が違法薬物所持

1月9日、核ミサイル発射を担当する米空軍(US Air Force)の将校2人が違法薬物所持の疑いで取り調べを受けていることが、複数の米国防当局者の話で明らかになった。米国防総省のアン・ステファネク(Ann Stefanek)報道官によると、米モンタナ(Montana)州のマルムストローム空軍基地(Malmstrom Air Force Base)に配属されている将校2人が、違法薬物所持の疑いで空軍特別捜査室(Office of Special Investigations)の取り調べを受けているという。

米軍はこの件について詳細を明らかにしていないが、このニュースに先立ち、チャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)米国防長官はモンタナ州に隣接するワイオミング(Wyoming)州にある大陸間弾道ミサイル(ICBM)基地に異例の訪問を行い、「諸君の任務は間違いが許されないものだ」などと述べて激励していた。

ヘーゲル長官は8日にもニューメキシコ(New Mexico)州のカートランド空軍基地(Kirkland Air Force Base)を訪れ、「孤独な任務」に就いているミサイル担当者らは「自分たちが正しく評価されていないと何度も感じている」と述べ、ミサイル担当者の士気に懸念を示していた。

また、米軍の核兵器部隊では、隊員の士気低下を示す内部調査や上級将校の大量更迭などといった不祥事が相次いでいるという。米当局は先月、地上発射型ICBMを担当していたマイケル・キャリー(Michael Carey)空軍少将を10月に免職処分にしたのは、ロシア訪問中に飲酒に関係する「不適切な振る舞い」があったからだったと認めた。

会議に向かう車列に遅刻し、ツアーガイドの邪魔をし、酒を飲みながら「自分の部隊の士気は最低だ」と不平を漏らしたという。(AFP)
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