広島市役所にメールで爆破予告

5月31日、広島市は「広島市中心部の複数施設に仕掛けた爆弾を炸裂させる」などといった爆破予告のメールが届いたと発表した。予告された時間に爆破などはなく、市の施設で不審物は見つかっていない。広島県警が捜査している。

市によると、メールは31日午前10時50分に市民相談センターに届き、市職員が気づいた。「この爆弾は広島市役所、各小・中学校、商業施設を含めた市内の複数施設で2016年5月31日15時34分に炸裂する」「爆弾の中には福島で放射能汚染された汚染土などが含まれており」「広範囲に放射能汚染を行うものナリ」と書かれていた。

 「これで新品の原爆ドームが市内に複数出来るナリよ」「諸君の笑顔を想像すると身が震える ノーモアナガサキワンモアヒロシマ」などの記述もあった。爆破予告メールは、30日に長崎県庁に届くなど、各地で相次いでいる。(産経)

もうひとつの差別トランプ

「トランプ」と言えば「差別トランプ」を思い出す。現在、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏(69)の事ではなく、学校内で問題となった「差別トランプ」という遊びだ。詳しくは知らないが、ある書籍からその事実を知った。


ドナルド・トランプ氏についてはオバマ大統領の広島訪問に関連し、ツイッターに「大統領は日本にいる間に真珠湾奇襲について議論したのか。何千人もの米国人の命が失われた」と投稿したという。トランプ氏は5月27日の演説で、原爆投下について謝罪しない限り、広島訪問は問題ないとの立場を示していたが、米国内の世論向けに批判的に発信したようだ。


では本題の「差別トランプ事件」について少しだけ色づけして引用してみたい。

19××年、生徒たちが差別用語を用いてトランプ遊びをしていた。教師はこの対応に追われていた。これは学校の教師・生徒が人権感覚に薄いことの表れだ。体育祭の練習では上級生の体罰的な指導を容認するなどの"ゆがみ"があった。

差別トランプ以降、何度か差別事件が起こった。原因は教師からの不適切な言動から生徒が誤って発言していた。また、差別をなくすための行動を起こせば、さらに新たな問題を生じるという悪循環が生じた。

学校では同和教育の推進を教育目標に掲げていたが、教職員の認識はバラバラだった。

19××年、生徒の中で特定の生徒を対象にいじめがあった。明らかに部落差別を根底としたものだった。教職員の意識の不徹底により、新たな問題が生じ、解決の糸口が見えなかった。

その一方で、連夜の研修や会議に疲弊した教師の一部は無力感が広がり、問題解決の姿勢を巡って互いに非難するようになった。


19××年、君が代を歌うことに反対したチラシが生徒によって配られ、卒業式・入学式のあり方を見直すことになった。

19××年から君が代斉唱は中止となった。順位をつけない「徒競争」も周辺の公立学校で行われ、リレー競争も問題視された。また、進学校へ進学させる指導も差別であるという意見が強まった。

広島県内の高等学校全体においても進学指導を堂々と言えないという状況であった。

19××年、学校で何が起こっているのか、というビラが配布された。

「砂の女」不適切な出題

19××年、「橋のない川」という映画上映後、2度の差別発言事件が起こった。



以上、このような学校教育現場はもう無いと思うが、今の時代に考えてみると、まるでどこかの国のようだ。それでも当時の生徒たちは大人になり、家庭を持ったのだろう。彼らの高校時代の良き思い出など何ひとつ無いのだろう。

教頭の自宅から女子生徒の画像が見つかる

呉市内のホテルで当時16歳の女子高校生にいかがわしい行為をしたとして県立高校の教頭が起訴された。教頭の自宅からはこの女子生徒の画像が見つかっていて警察は近く教頭を児童ポルノ法違反の疑いで再逮捕する方針。

県立広島井口高校の教頭小桝雅典容疑者は別の県立高校の定時制課程の教頭だった今年2月、呉市内のホテルで当時16歳の女子高校生にいかがわしい行為をしたとして児童福祉法違反の罪で起訴された。広島地検は捜査の結果、小桝被告が教師という自らの立場を利用して犯行に及んだと判断した。

捜査関係者によると小桝被告は否認を続けているという。一方、警察が小桝被告の自宅を捜索した際、この女子生徒の画像が見つかっていたことも分かった。警察は小桝被告が女子生徒の画像を撮影し所持していた疑いが強まったとして容疑が固まり次第児童ポルノ法違反の疑いで近く再逮捕する方針。(RCC)


県立広島井口高校の教頭が女子高生にわいせつ行為で逮捕

オバマ効果で原爆資料館入館者数が2倍以上

アメリカのオバマ大統領が広島を訪問してから最初の休日となった、5月28日と5月29日の2日間、広島市の原爆資料館の入館者数が去年の同じ期間と比べて2倍以上に増えたという。オバマ大統領は、5月27日、アメリカの現職大統領としてはじめて広島を訪問し、原爆資料館を視察した後、原爆慰霊碑に献花した。

原爆資料館によると、2日あわせて1万3389人に達したことが分かったという。原爆資料館では、オバマ大統領が訪れたことで、市民や観光客の関心が高まったためとみている。原爆資料館の入館者数は近年、外国人観光客を中心に増加傾向で、昨年度は、前の年度と比べて外国人が45パーセント、全体でも14パーセント多くなっている。

広島市中区の原爆資料館には平日の30日も大勢の観光客が訪れ、さまざまな展示に見入っていた。オバマ大統領の訪問をきっかけに見学に来たという岡山市の33歳の女性は「近くの県に住んでいてもなかなか来る機会がないのでよいきっかけになった」と話していた。原爆資料館の志賀賢治館長は「これほど入館者が増えるとは思っていませんでした。オバマ大統領にはさらにいろいろな方に来館を勧めていただけると期待しています」と話していた。(NHK広島)

池上彰氏が生放送中に号泣き~オバマ大統領と被爆者の歴史的対面

5月29日、ジャーナリストの池上彰氏がテレビ東京系で生放送された「夕方の池上ワールド」に出演。27日のオバマ大統領の広島訪問の歴史的瞬間を現場で見届け、感極まって号泣する様子が紹介された。池上氏はこの日の番組で、「我慢してたんですが、堰を切ってしまって…」と取材時を振り返り、再び涙ぐんだ。

池上氏と米国人タレントのパックンが、現地でオバマ大統領の広島訪問を取材。池上氏は、大統領の慰霊碑への献花、スピーチの様子などを現地でリポートした。続けて大統領が被ばく者の坪井直さんのもとに歩み寄る場面を見つめながら、「広島に来て、被爆者の話を聞かないわけにはいかないと」などと解説していた。だが、森重昭さんを抱き寄せる光景を目の当たりにすると、こみ上げる思いを堪えきれなくなったように顔を拳で隠して涙を流した。

NHK時代に広島で3年間勤務していたという池上氏はVTRの中で、顔をくしゃくしゃにしながら「昔、ここで被爆者の人たちに話を聞いていたんです。いつか、アメリカの大統領がここへ来ることがあればいいよね、と夢物語で聞いていたんです」と述懐。「被ばく者の人たちの思いを思うとね…。この瞬間を見ることができただけでも」と声を詰まらせ「大勢の被爆者の人たちが、この時を待ち望んでいた」と涙ながらに、歴史的瞬間に立ち会った感慨を語っていた。(デイリースポーツ)



オバマ大統領 被爆者


池上彰氏

韓国人原爆慰霊碑を無視された韓国が不満の報道

韓国各紙は5月28日、オバマ米大統領が広島訪問時に韓国人原爆犠牲者慰霊碑を訪れなかったことへの不満を一斉に伝えた。韓国外務省当局者はオバマ氏が演説で朝鮮半島出身者に言及したことへの評価を表明したが、韓国紙の反応は薄かった。

東亜日報は、広島平和記念公園内の韓国人慰霊碑を訪れなかったことに関し「韓日間で均衡外交を取ってきた米国のバランスが日本側に傾いた瞬間だ」と報道。社説では、今回の訪問が「被害者イメージを政治的に利用しようとする安倍政権に免罪符を与えた」と不快感を示した。

朝鮮日報は、日本の被爆者らがオバマ氏と交流した一方で「韓国人被爆者はついに招待されなかった」と伝えた。

ハンギョレは、今回は日米の和解と同盟強化を演出する場で「米側は、韓国が間に入って状況を複雑にすることを望まなかったとみられる」と報じた。

中央日報は、演説が北朝鮮の核問題に触れなかったと指摘し「核兵器(原爆投下)が韓国人に残した傷と朝鮮半島の厳しい現実に背を向け、日本との和解を強調したオバマ氏の広島訪問は残念な点を残した」とした。(中国)

サンデーモーニングがオバマ大統領の演説に難クセをつける

今日のサンデーモーニングは、オバマ大統領の広島訪問後に放送されることから、出演メンバーやそのコメントに期待していたが、出演者はいつものメンバーだった。その中で、なんとかチキというよく分からない人間が混じってしゃべっていた。そのチキという人間はオバマ大統領の広島での演説について「原爆資料館を見た感想がなかった」とか「被爆者と会話をした後、その感想も含めて演説そすべきだった(つまり先に被爆者と話をしてから演説しろということ)」などと好き放題、重箱のスミをつつくようなコメントをしていた。

多くの良識ある日本人ならば、このように思う人は少ないだろうし、オバマ大統領の演説をしっかりと聞いていれば、その中に含まれている言葉で十分に理解できるはずだ。

山本モナ(旧姓)がひさびさに登場「オバマ大統領は謝罪するべき」

「なぜ、アメリカの大統領は来ないんだろう」。夏休み中の登校日だった8月6日(広島原爆の日)。小学校のテレビで平和記念式典を見ていて、いつもそう思っていました。米国は原爆を落とした国なのに。各国の首脳が参列し、花を捧げているのに。

私は広島県尾道市で生まれました。祖父は山陽新聞(岡山市)の尾道支局の記者。原爆投下された翌日、応援要請を受けて広島市に入って被爆しました。その7年後、被爆のことを何も語らないまま亡くなりました。でも、私にとって原爆は「歴史の出来事」ではなく、自分とつながっていると感じて育ちました。

民放のテレビ局で記者をしていたとき、太平洋戦争で戦闘機に乗った人を取材しました。戦争に加担したという悔いからか、なかなか話さない。そんな中で開いた口から出た言葉はとても重かった。「二度と繰り返してはいけない」という強い信念を感じました。

日本も含めて、自分の国が戦争をした事実を歴史の中に吸収していく必要があります。そのためには、知ることが大切。オバマ大統領はそのことが分かっているから、広島に行くことにしたんでしょう。

だからこそ、言いたい。7年余り前、チェコのプラハで「核兵器のない世界をめざす」と訴えましたね。私はすばらしいと思いました。「あれは、どうなったんですか」と聞きたい。

ドイツは国を挙げてナチスの犯罪とユダヤ人迫害への補償に取り組みました。米国は一発の原子爆弾で多くの市民を殺傷した歴史の事実を検証する作業をきちんとしたでしょうか。無差別虐殺をした国のトップとして謝罪するべきです。そして「冷戦の遺物」として核兵器が拡散した現状をどうしたらいいのか、少なくとも自分の国のあり方を示してほしいですね。(朝日)


山本モナ食欲旺盛、細野豪志議員と、二岡智宏選手と(2006年、2008年)


山本モナ

平岡敬元広島市長が「オバマ!何をしに来たのか?」と不満爆発

オバマ大統領は再び「核兵器のない世界」に言及したが、手放しで喜んではいけない。米国が「原爆投下は正しかった」という姿勢を崩していないからだ。原爆投下を正当化する限り、「核兵器をまた使ってもいい」となりかねない。私たちは広島の原爆慰霊碑の前で「過ちは繰り返しませぬ」と誓ってきた。原爆を使った過ちを認めないのなら、何をしに広島に来たのかと言いたい。

日米両政府が言う「未来志向」は、過去に目をつぶるという意味に感じる。これを認めてしまうと、広島が米国を許したことになってしまう。広島は日本政府の方針とは違い、「原爆投下の責任を問う」という立場を堅持してきた。今、世界の潮流は「核兵器は非人道的で残虐な大量破壊兵器」という認識だ。それはヒロシマ・ナガサキの経験から来ている。覆すようなことはしてはいけない。

「謝罪を求めない」というのも、無残に殺された死者に失礼だ。本当に悔しくつらい思いで死んでいった者を冒とくする言葉を使うべきではない。広島市長と広島県知事も謝罪不要と表明したのは、残念でならない。米国に「二度と使わない」と誓わせ、核兵器廃絶が実現して初めて、死者は安らかに眠れる。

オバマ大統領は2009年にプラハで演説した後、核関連予算を増額した。核兵器の近代化、つまり新しい兵器の開発に予算をつぎ込んでいる。CTBT(核実験全面禁止条約)の批准もせず、言葉だけに終わった印象がある。だからこそ、今回の発言の後、どのような行動をするか見極めないといけない。

広島は大統領の花道を飾る「貸座敷」ではない。核兵器廃絶を誓う場所だ。大統領のレガシー(遺産)作りや中国を意識した日米同盟強化を誇示するパフォーマンスの場に利用されたらかなわない。(毎日)



平岡敬

広島平和記念公園に持ち込まれていた核爆弾機密装置

来日したオバマ米大統領が帯同した軍人が、ずっと持ち歩いていた「黒い革かばん」があるという。オバマ氏が5月27日に訪れた広島の原爆死没者慰霊碑前でも、軍人の足元に置かれていた。かばんは、「核のフットボール」と呼ばれる機密装置。大統領が米軍最高司令官として核攻撃をいつでもどこでも承認できるようになっているという。

「スミソニアン・マガジン」によると、機密装置はアルミニウムのフレームと黒い革でできており、重さは約45ポンド(約20キロ)。一般に信じられているような大きな赤いボタンはない。軍事顧問が寄り添い、大統領が持つ認証コードで身元を確認する。国防総省の軍事指揮センターと連絡が取れ、「一撃で米国の全ての敵を破壊する」「特定の都市を消失させる」といった攻撃手法を選べるという。(読売)



核爆弾機密装置