西区の市営アパート火事で80歳の女性が遺体で見つかる

4月30日朝、広島市西区の住宅地で市営アパートの1室が全焼する火事があり、この部屋に1人で住む80歳の女性が死亡した。30日午前6時半前、広島市西区鈴が峰町の鉄筋3階建ての市営アパートで「2階の1室から火が出ている」と近くに住む住民から消防に通報があった。消防車10台が出て消火にあたり、火はおよそ40分後に消し止められたが、この火事でアパートの2階の1室およそ30平方メートルが全焼した。警察によると焼け跡からこの部屋に1人で住む久保田静穂さん(80)が遺体で見つかったという。現場はJR山陽線新井口駅の1キロほど北にあるアパートや住宅が密集する地域で、警察が詳しい状況や火事の原因を調べている。(NHK広島)


西区鈴が峰町火事

広島市周辺は活断層が密集~いつ動くか分からない

最大震度7を記録し、多くの犠牲者が出た熊本地震は市街地の真下に走る活断層が引き起こす「内陸直下型地震」の怖さを見せつけた。同様の活断層は中国地方にも複数あり、特に広島市周辺では「五日市断層」や「己斐ー広島西縁断層帯」があり、専門家はいつでも同規模の地震が起き得ると指摘する。


さらに広島県内の土砂災害危険箇所は3万1987と全国1位であり、建物の耐震化率については公共施設が73.4%(14年度末)で全国で最下位となっている。広島市街地周辺の住宅団地は、地形も複雑だから危険度が高い。特に景観や眺望の良い高台や斜面に戸建やマンションを築造しているが、これらは災害時には最も危険な目に晒されることになる。


危険地域は高台だけではない。地盤が軟弱で人口も密集する広島市中心地域でも大きな被害が出る可能性があり、特に懸念されるのが多くの川に挟まれるようにして形成された特有の街並みだ。大地震が起きれば、多くの橋が崩落して交通が寸断される。さらに液状化が起こり、広島市街地は大パニックになる。


そんな広島市の未来予想図は誰でも思いつくが、現実にその日が来たとき、市民は目を覚ますことになるのだろう。以下、中国新聞の「直下型の危険・熊本地震と中国地方」から引用。


「ここにもくっきりと活断層が・・・」。23日、2度にわたり震度7を記録した熊本県益城町福原で山口大の楮原京子講師(地震地形学)が民家の庭を貫く約1メートルの段差に目を向けた。直下の活断層がずれて地表に生じた。「断層は想定した位置にあった。その周辺でやはり建物の被害は大きい」。


「中国地方でも同じような活断層が発達している。特に山口県東部から広島県中部は全国的にみても活断層が密集している」。現地調査した中田高・広島大名誉教授(変動地形学)は警鐘を鳴らす。


広島市安佐北区から廿日市市を走る「五日市断層(長さ約20キロ)」や約6キロ東側を並行する「己斐―広島西縁断層帯(約10キロ)」、尾道市から井原市かけての「長者ヶ原断層―芳井断層(約37キロ)」はそれぞれM7.0、M6.5、M7.4程度の地震を引き起こすとされる。


地震による土砂災害は、揺れの大きい山頂や尾根で起きやすい。中国地方では、花こう岩が風化した「まさ土」などで表面が覆われている傾斜地が多い。まさ土は粘着性がないため、南阿蘇村と同じように揺れによる土砂災害が起きやすい。


さらに、これらの活断層は地盤の弱い広島都市圏のデルタ地帯に近く、中田名誉教授は「揺れによる家屋被害は、熊本以上になる可能性がある」と指摘する。


活断層の多くは、数千~数万年に1度動くとされるが、浸食や堆積が進む地域では、断層の位置や過去の活動の有無を見極めるのは難しい。


五日市断層や己斐―広島西縁断層帯の30年以内の地震の発生確率は、今回の前震を起こした日奈久断層帯の高野―白旗区間と同じ「不明」との評価。複数の専門家は「つまり、いつ動くか分からない」。(中国)


下図のかっこ内は発生する可能性がある地震のマグニチュード(M)と30年以内の地震の発生確率。

広島市周辺の活断層



安芸灘断層群1



以下の6枚の図は国土地理院の活断層図をもとに特に危険な地域を表してみたもの。

五日市断層1

五日市断層2

己斐―西縁断層帯1

己斐―西縁断層帯2

己斐―西縁断層帯3

己斐―西縁断層帯4

安佐南区で道路に寝ていた男性が車にはねられ死亡

4月29日未明、広島市で道路に横たわっていた男性が、乗用車にはねられ死亡した。乗用車を運転していた女性からは、基準値を超えるアルコールが検出されていて、警察が事故との因果関係を調べている。事故があったのは、広島市安佐南区山本新町の市道。警察によると29日午前4時ころ、道路に横たわっていた近くに住む会社員・沖本慎司さんが、走ってきた乗用車にはねられた。沖本さんは病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡した。乗用車を運転していた44歳の女性の呼気からは、基準値を超えるアルコールが検出されたが、女性は「飲酒運転はしていない」と話しているという。警察は、沖本さんが道路に横たわっていた理由を調べるとともに、酒気帯び運転と事故との因果関係を慎重に調べている。(RCC)


安佐南区の市道で、車道に横たわっていた男性が車にはねられ、運転していた飲食店経営の女が逮捕された。過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区山本新町の飲食店経営・塩山江美容疑者(44)。29日午前4時前、広島市安佐南区山本新町の市道で、塩山容疑者が運転する車が、路上に横たわっていた近くに住む会社員・沖本慎司さん(37)をひいた疑いが持たれている。沖本さんは病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。警察によると、運転していた塩山容疑者からは、基準値の2倍にあたる、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコールが検出されたという。塩山容疑者は「人をひいたことに間違えない」と容疑を認めているが、飲酒運転については否認しているという。(TSS)



安佐南区山本事故

安芸高田市向原の県道で車どうしが正面衝突1人死亡

4月28日午前5時50分ごろ、安芸高田市向原町長田の県道で、広島市安佐北区白木町秋山の会社員岡崎元明容疑者(25)の乗用車と、安芸高田市吉田町吉田の自営業山中亮さん(29)の軽ライトバンが正面衝突した。山中さんは胸を強く打ち死亡した。

安芸高田署は岡崎容疑者を自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで逮捕した。安芸高田署の調べでは、現場は見通しの良い片側1車線の緩やかなカーブ。岡崎容疑者がスピードを出し過ぎて対向車線にはみ出したとみて調べている。(中国)

「ふるさと納税」15年度広島県はたったの85万円と低迷

故郷や応援したい自治体に寄付できる「ふるさと納税」で、広島県の低迷が続いているという。2015年度は85万円と中国地方5県で最も少なく、最多の鳥取(3億6069万円)の0.2%にとどまったという。広島県は、ゆかりの著名人に寄付を呼び掛けてもらう「応援団員」制度を14年度末に創設するなど対策を講じているが、目立った増額に結びついていない。

ふるさと納税は08年5月にスタートした。広島県への寄付は、100万円以上の大口が複数あった09年度に1千万円を超えたが、10年度以降は168万~15万円で推移する。

寄付した人に多彩な特産品を贈る「返礼品合戦」が過熱する中、県は「寄付本来の趣旨に合わないとし、各市町の特産品を贈れば、市町に行く寄付を奪うことになる」として返礼品を設けておらず、寄付が少ない要因となっている。

てこ入れ策として、県は14年12月、それまで子育て支援に限定していた寄付金の使い道に、防災・減災対策と東京五輪に向けたジュニア選手育成を加えた。

また、15年3月には、元陸上選手の為末大さん(37)=広島市佐伯区出身=を「応援団員」の第1号に任命した。しかし15年度の寄付金は前年度比14万円増にとどまった。件数は4件減の31件だった。

県は16年度、新たな取り組みとして、県内の学校を指定して寄付できる制度を中国地方で初めて設ける。税務課は「県教委と連携して広くPRし、多くの寄付を期待したい」とする。特産品はこれまで通り用意しない方針でいる。

中国地方の他県では、ナシやモモ、和牛肉などの特産品を贈る鳥取、島根、岡山が好調だ。15年度はいずれも速報値で、鳥取は3億6069万円と14年度から倍増。島根は74.8%増の4820万円、岡山も13.2%増の3304万円だった。

件数でも、鳥取、1万4448件(14年度6779件)、島根3021件(14年度1507件)、岡山1609件(14年度1250件)と、軒並み増えている。

山口や広島と同様の理由で特産品を用意せず、代わりに県内の名所のイラストを載せた絵はがきを贈っている。15年度の寄付額は55.6%増の798万円。500万円の大口が1件あって増額となったが、件数は147件減の83件と苦戦した。今後も特産品を贈る予定はないという。(中国)



中国地方5県の寄付実績
 14年度15年度
 件 数金 額件 数金 額
広 島35件71万円31件85万円
山 口230件513万円83件798万円
岡 山1250件2917万円1609件3304万円
島 根1507件2758万円3021件4820万円
鳥 取6779件1億7050万円1万4448件3億6069万円
※岡山、島根、鳥取は速報値

安佐北区亀山、亀山南で連続放火

広島市安佐北区亀山、亀山南の両地区の団地や住宅街で放火とみられる不審火が相次いでいる。安佐北消防署によると、昨年11月30日から今年4月21日までに12件発生している。同消防署は4月28日、安佐北署や区などと緊急の対策会議を開く。

昨年11月からの不審火は、今年1月を除いて毎月発生。両地区をまたいで半径700メートルの狭い範囲内で起きている。民家の駐車場に止めてある車やバイクのほか、アパートの階段手すりにかけられていたビニール傘や民家のすだれ、郵便受けの中のチラシなどが燃やされた。

昨年11月30日は未明から朝にかけて2件、4月20日深夜から21日早朝にかけて3件と相次ぐケースもある。12件はいずれも近くに火の気はない。これまでにけが人はいない。地域住民の不安の高まりで、人などを感知して点灯するセンサーライトを自宅の前に設置する人もいた。(中国)



安佐北区亀山 不審火

亀山連続放火

広島中3自殺 女性担任は病欠不登校 号泣き校長は定年退職

週刊文春によると、広島県府中町立府中緑ヶ丘中学校で15歳の生徒が自殺した問題で、担任は未だに学校に来ていないという。理由は病欠だという。以下、記事から引用。


Aくんの両親の代理人を務める武井直宏弁護士が改めて強調する。「家族や友人との関係はとても良好でした。自殺の理由は、やはり誤った進路指導以外に見当たりません」。

昨年11月から行われていた進路に関する個人面談で、Aくんはベテラン女性担任のX教諭から、志望する私立校への専願ができないと告げられていた。判断材料となったのは、Aくんが中一の時に万引き行為をしたという、全く濡れ衣誤記録。

X教諭は曖昧なやりとりから、Aくんが過去の非行を認めている前提で進路指導を続けてた。

Aくんの第一志望は公立校で、私立校はいわば滑り止めだったが、本番を前に思わぬ形で受け皿を奪われた動揺は想像に難しくない。

「Aくんが公立校を志望していることは周囲もみな知っていました。彼の成績や日頃の態度からしても、私立校の専願を蹴られるのはあり得ないことでしたし、人知れず苦しんでいたのかも知れません。同級生によれば、進路の悩みは基本的にも相談しづらいそうです。亡くなる当日、Aくんは学校で友人と写真を撮っていますが、その表情からも自殺の前兆や兆候は感じられなかったといいます」。(同前)

学校や生徒によれば、Aくんの学年は、一年時に問題行動が多発したという。同級生の一人が語る。

「最終的にはよくなったんですけど、僕たちは学校から”問題の多い学年”扱いされてきました。修学旅行でも、何を起こすか分からないからと、旅行プランに座禅が組み込まれました」。

無論、Aくん自身に非行歴はなかったが、学校に対しては「どうせ先生に言っても聞いてくれない」と諦観をもっていたことが分かっている。自宅で命を絶ったのは、進路を巡る三者面談の当日だった。

「進路を妨げる処分をしていながら、学校には進路指導や面談の客観的な記録が残されていません。これでは指導の適切性もチェックできない。15歳にとって高校受験が持つ重みに対して、学校側の対応があまりにも軽すぎます」(前出・武井弁護士)

地元メディアの記者もこう指摘する。

「そもそも、万引き事件は別の生徒が起こしたものでしたが、伝達過程で誤ってAくんの名前がパソコンに入力された。さらに2日後の職員会議で、その誤りが指摘されたにもかかわらず、元データは未修整のまま残され、進路指導の材料にされています。学校全体の杜撰な管理体制が積み重なった悲劇です」。

だが、メディアの前で「全責任は私にある」と涙ながらに謝罪していた同校の坂元弘校長は、発覚から1カ月足らずで定年退職。すでに同校を去っている。

一方、担任のX教諭は真実が公表された3月8日から学校に来ておらず、Aくんを含む教え子らの卒業式も欠席した。

町教委によれば、新年度が始まった現在も病欠中で、復帰の予定は見えていないという。
(5月5日・12日号 週刊文春)

安佐北区の県道で車どうしが衝突事故、小学1年が意識不明の重体

4月28日未明、広島市安佐北区の県道で、普通乗用車と軽自動車が衝突し、合わせて5人が重軽傷を負い、このうち小学1年生の男の子が意識不明の重体。28日午前0時15分ごろ、広島市安佐北区上深川町の県道で、18歳の男性が運転する普通乗用車が32歳の女性が運転する軽自動車に正面衝突した。

この事故で、軽自動車の助手席に乗っていた小学1年生で6歳の男の子(安佐北区可部東)が意識不明の重体。軽自動車を運転していた母親と後部座席に乗っていた父親も重傷を負っているという。また、普通乗用車を運転していた18歳の男性と一緒に乗っていた女性は軽傷だという。

警察は先ほど普通乗用車を運転していた18歳の少年を逮捕した。過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、広島市東区中山西に住む18歳の会社員(少年)。警察は、普通乗用車が対向車線にはみ出したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。(TSS・NHK広島)



安佐北区深川事故

園児の裸を撮影した元保育士に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決

広島市の保育施設で、3歳の女の子の裸を撮影した罪などに問われた元保育士の男の裁判で、広島地方裁判所は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。判決によると、元保育士の山田智也被告は15年5月、当時勤めていた広島市の認可外保育施設で、着替えをしていた3歳の女の子の裸を、デジタルカメラで撮影するなどした。

広島地裁の河村宜信裁判官は、「性的満足を得るための身勝手な動機による、被害者の未熟な心を利用した悪質な犯行」と指摘。一方で、「前科はなく、被害者と示談が成立している」などとして、山田被告にを言い渡した。(RCC)



女児裸撮影 山田智也被告

覚せい剤を使用した呉の前院長に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決

覚醒剤を使用した罪などに問われた呉市の市立病院の前院長に対し、広島地方裁判所は「医師として覚醒剤の危険性を十分認識していながら安易に使用するなど厳しく非難されるのは当然だ」などと指摘して執行猶予の付いた有罪判決を言い渡した。

呉市の職員で下蒲刈病院の前病院長、原田薫雄被告(52)は今年2月、覚醒罪を隠し持ったり使用したりしたとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた。これまでの裁判で被告側は、起訴内容を認めた上で執行猶予の付いた判決を求めたのに対し、検察は懲役2年6カ月を求刑していた。

28日の判決で広島地方裁判所の安藤範樹裁判官は「脳神経外科の医師として覚醒剤の影響や危険性を十分認識していながら安易に使用するなど厳しく非難されるのは当然だ」などと指摘した。一方で「真摯に反省の態度を示しているうえ、これまで公立病院の院長として地域医療に貢献してきた」などとして原田被告に懲役2年6カ月、執行猶予4年を言い渡した。(NHK広島)


呉市立下蒲刈病院の院長が覚せい剤所持で逮捕


覚せい剤元院長