介護老人施設の設計ミスで設計会社に賠償判決

広島市に開業予定だった介護老人保健施設が、耐震強度の不足から開業できなくなったのは、設計や建設に問題があったからだなどして、医療法人が設計会社などに対しおよそ20億円の損害賠償を求めていた裁判で、広島地方裁判所は設計会社の責任を一部認め、7900万円あまりの支払いを命じる判決を言い渡した。

広島市にある医療法人「ワカサ会」は6年前、西区に開業を予定していた介護老人保健施設が法律で定められた耐震強度を満たしていなかったとして、広島市から建築確認を取り消された。これについてワカサ会では設計や建設に問題があったなどとして、大阪の設計会社「グリーンホスピタルサプライ」のほか、建設会社や民間の検査機関あわせて3社に対して、およそ20億円の損害賠償を求める訴えを起こしていた。

3月30日の判決で広島地方裁判所の末永雅之裁判長は「構造設計に瑕疵が生じていて設計会社として注意義務を怠った」などと訴えの一部を認め、グリーンホスピタルサプライに対し7900万円あまりを支払うよう命じた。一方、建設会社や検査機関に対する訴えは退け、逆に建設会社が医療法人に対し未払いの請負代金など5億3000万円あまりの損害賠償を求めていた訴えについては、契約に基づく報酬だとして全額を支払うよう命じた。(NHK広島)

旧市民球場跡地にサッカースタジアムが出来ない理由はこれだった!

広島市で新しいサッカースタジアムの建設をめぐって、広島県と広島市、広島商工会議所の3者が「サンフレッチェ広島と引き続き協議を行っていくための時間が必要だ」などと、候補地の絞り込みを来月以降に先送りすることを正式に発表したという。

「みなと公園」に決定した場合、サンフレッチェ広島が本拠地として使うつもりがないと久保会長がブチギレ会見を行ったことについて、いろいろと聞いてみたが、「だったら他でやりゃーええんじゃ!」という広島市民は少なくない。

広島県、市、商工会議所、並びに少なからずの広島市民は、原爆ドームと平和記念公園の目の前にサッカースタジアムを建設してほしくないのだ。旧市民球場跡地は誰が何と言おうと「旧市民球場跡地」だ。そこは、それだけ歴史のある場所だと言える。

今では、旧市民球場は解体され、魂をもぎ取られたような風景になっているが、しかしよく見ると、納得できる。やっぱりここは、サッカースタジアムには出来ない聖地なんだろう。





旧市民球場跡地  カープ優勝


旧市民球場跡地 衣笠選手

安保法施行で被爆地広島はバラバラ

戦後、日本の安全保障政策の大きな転換となる安全保障関連法が3月29日施行された。去年9月に成立した安全保障関連法は3月29日施行され、日本の存立が脅かされる「存立危機事態」の際に、日本が直接攻撃をされていない場合でも、集団的自衛権を行使し武力を行使できるようになるなど、戦後日本の安全保障政策は大きく転換する。

安倍総理大臣は3画月29日、参議院予算委員会で、「平和安全法制はきょうからスタートするが、法制の制定と日米防衛協力の指針・ガイドラインの改定をあわせ日本を守るために助け合うことができる同盟の絆を強化したことの証左ではないか。これを廃止すれば日米の同盟の絆は大きく毀損される」と述べた。

一方、日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の坪井直代表委員は「戦争では戦地に送られた何百万もの若者が命を落としました。戦争になる可能性がある法律には絶対に反対です」と述べた。そのうえで、「テロや核兵器の脅威に対して同じように武器をもって交渉しようとしても長続きはしません。対話を重ねるなかで解決を図っていくべきです。この法律ができたことでこれから何が起きるのかを若者にはよく考えてもらい行動してほしいです」と訴えた。

また、広島市の原爆ドーム周辺では市民から様々な意見が聞かれた。

85歳の被爆者の男性は、「テロなどの最近の国際情勢を考えると日本の安全を守るためには必要な法律だと思います。戦争を体験した世代として国を守ることには賛成します」と話していた。

一方、35歳の主婦は「憲法9条に違反していると思います。長年日本人が大切にしてきた憲法9条なので帳尻あわせではなく、みなが納得するかたちで法律を改正してほしいです」と話していた。(NHK広島)

尾道の介護施設の送迎用自動車が電柱に衝突2人死傷

3月26日夕方、尾道市の県道で介護施設の送迎用の軽自動車が電柱に衝突し、乗っていた91歳の男性が死亡したほか、お年寄り1人がけがをした。26日午後4時10分ごろ、尾道市向東町の県道で介護施設の送迎用の軽自動車が道路脇の電柱に衝突した。この事故で車いすに座った状態で車の後ろに乗っていた尾道市向東町の冨士谷勇さん(91)が腹部を強く打って死亡したほか、助手席に乗っていた89歳の女性が首などにけがをした。

警察によると、車は向東町にある介護施設、「高齢者ケアセンターはなの苑」から利用者の2人をそれぞれの自宅に送る途中だったという。現場は片側1車線の見通しのよい直線道路で、死亡した冨士谷さんの自宅からおよそ200メートルほどの場所だったという。警察は運転していた61歳の看護師の女性から事情を聞くなどして事故のくわしい状況を調べている。(NHK広島)



尾道市介護車事故

大阪・八尾空港で広島の小型機が墜落炎上4人死亡

3月26日午後4時20分頃、大阪府八尾市の八尾空港で、小型飛行機が滑走路付近に墜落し、炎上した。約15分後に消し止められたが、機内にいた男性4人の死亡が確認された。危険回避などの目的で着陸直前に急上昇し、着陸をやり直す「ゴー・アラウンド」を試みた際に失速した可能性があるといい、国の運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣。府警は業務上過失致死事件として八尾署に捜査本部を設置した。

同空港事務所などによると、同機は4人乗りの単発プロペラ機「ムーニー式M20C」。国土交通省に提出された飛行計画には、機長は「Y・NISHIMOTO」と記載されており、同省は、同機を所有する広島県の西本泰志さん(40歳代)としている。

飛行目的は、遊覧飛行などを示す「その他」で、26日午前11時に計4人が乗って、岡南(こうなん)飛行場(岡山市)を離陸。八尾空港に到着後、神戸空港へ向かい、午後4時頃、同空港を出発して約30分後に八尾空港に着陸予定だった。(読売)


機長は広島の自営業者

大阪府八尾市の八尾空港に墜落した小型機の機長だったとみられる広島市安芸区中野東の自営業・西本泰志さん(45)は、少年時代から「初来の夢はパイロット」と周囲に語っていたという。複数の知人によると、西本さんは数年前に飛行機の操縦を始めたといい、友人や知人をフライトに誘っていたという。西本さんの会社事務所の玄関先には「会員制フライトクラブ」や「航空グッズ販売」と表示されていた。(中国)



大阪八尾空港事故

広島労働局呉公共職業安定所の指導官が女の尻を触って現行犯逮捕

広島中央署は3月25日午後11時15分ごろ、広島市安佐北区可部町綾ヶ谷、広島労働局の呉公共職業安定所総括職業指導官の塚本昌彦容疑者(57)を、広島迷惑防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで現行犯逮捕した。広島中央署の調べでは、中区流川町の路上を歩いていた飲食店従業員女性(24)に背後から近づき、尻を触った疑い。女性が塚本容疑者を取り押さえ、110番した。塚本容疑者は酒を飲んでいたという。(中国)

アストラム「大原」駅近の分譲マンション建設で5階以上の建設中止仮処分申請

広島市安佐南区伴東の15階建てマンション建設で日照が奪われ、住環境が著しく悪化するとして、近隣住民たちが3月25日、建築主の信和不動産(広島市西区)などに、5階以上の建設差し止めを求める仮処分を広島地裁に申請した。申請したのは、近隣住民たち5人と、近くにアパートを所有する不動産会社。

申立書によると、業者側は昨年12月ごろに15階建てマンションを完成させ、西隣に2棟目の15階建てマンションの建設を計画。来月に着工するとしている。

住民側は1棟目ですでに日照を奪われた上、2棟目の建設により受忍限度を超える甚大な日照被害を受けると主張。「一日中電灯をつけなければならないなど、不利益を受ける」などと訴え、アパート経営や畑の作物にも悪影響を与えるとする。両棟の影響を考慮し、2棟目の5階以上の建築禁止を求めている。信和不動産は「(仮処分の申請について)聞いていないのでお答えしようがない」としている。(中国)



安佐南区伴東 マンション建設

二葉通り沿いで道路に水があふれ出る

3月26日午前、JR広島駅北口に近い通称「二葉通り」で、道路に水があふれだしたため、付近が通行止めになったという。消防などによると、午前9時半頃に広島市東区若草町の「二葉通り」で「水があふれている」と連絡があった。

道路には複数の場所から水があふれていて、陥没する恐れもあることから、警察は現場付近の道路を通行止めにしている。このため広島駅と広島空港を結ぶリムジンバスは、一部の便が迂回しているという。

広島市水道局は地下にある水道管が壊れて水が漏れ出しているとみて、この後道路を掘り返して詳しい原因を調べることにしている。新たな水道管へ切り替える復旧工事については、「26日中には終えたい」としている。(RCC)

陸自訓練死で和解が成立 国が遺族に1450万円和解金 

9年前、陸上自衛隊の陸曹長の男性(当時49)が持久走の訓練中に死亡した。「過剰な訓練が連日繰り返された」という。中国地方に住む妻(49)は国を相手に提訴し、「責任のありか」を追い求めてきた。その訴訟が広島地裁で和解。国が3月末までに1450万円を支払う内容で合意した。

原告側や訴訟記録によると、陸曹長は第47普通科連隊本部管理中隊(広島県海田町)に所属。2007年3月29日の朝礼後、駐屯地を4周する約10キロの訓練に取り組んだ。準備体操後に走り始め、ゴール直後に倒れて亡くなった。陸自中部方面総監は10年8月、「公務災害にはあたらない」とした通知を妻に送った。

妻が防衛相に不服を申し立てたところ、実態が明らかになった。男性が亡くなる3カ月ほど前に連隊長が交代した後、50分で10キロを走る朝の訓練が始まった。理由は競技会での連隊の成績が芳しくなかったためだった。連隊長は「月に200キロ走るように」とも指導していた。

一方、男性は狭心症だったうえ、亡くなる直前の3カ月間は月平均76時間30分程度の時間外勤務を続けていた。こうした状況を踏まえ、12年12月に防衛相が出した判定書は「精神的、肉体的な負荷があった」と指摘。一転して「公務災害」と認めた。

この判定を受け、妻は14年3月に約3900万円の損害賠償を求めて提訴。国側は「月200キロは強制ではなかった」「上司に狭心症についての具体的な報告はなく、事故を予見できなかった」と争う姿勢を示したため、末永雅之裁判長は昨年9月に和解を勧告。今月8日付で和解した。(朝日)

「あい・のぞみ訪問介護センター」が3億2200万円不正受給

広島市は佐伯区にある介護施設が介護給付費などおよそ3億2200万円を不正に受給していたとして、事業所の指定取り消し処分を行った。事業所の指定取り消し処分を受けたのは、広島市佐伯区五日市にある「あい・のぞみ訪問介護センター」。

この介護施設は一昨年1月から去年11月までの間、訪問介護などのサービスを提供していないものまで水増し請求し、介護報酬や給付費などあわせておよそ3億2200万円を不正に受給していたという。広島市は、この事業所の指定を取り消すとともに、不正受給した金の返還を求めている。広島市によると、この事業者は障害福祉の事務処理でずさんな管理があり、3年連続で指導を受けていたという。(TSS)