大型核爆弾1発解体で核廃絶に画期的な節目というパフォーマンス

米エネルギー省の核安全保障局(NNSA)は25日、冷戦期の米ソ核軍拡競争の象徴だった大型核爆弾「B53」の最後の一発をテキサス州アマリロの核施設で解体したと発表した。NNSAは「核兵器なき世界を目指すオバマ大統領の方針に一致する画期的な節目」であると意義を述べている。B53はミニバンほどの大きさの水素爆弾。重さは4・5トンと、米国が保有する最大級の核爆弾だった。威力は広島に投下された原爆の600倍とされる。(読売)

核爆弾

高濃度アルカリ水609トンを広島の海に放出

大竹市にある三菱レイヨン大竹事業所から、国の基準値を大きく超えるアルカリ性の水を海に流したとして、山口県の岩国海上保安署は、10月24日、三菱レイヨンと、従業員3人を、水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検した。岩国海上保安署によると、今年4月25日の夜、大竹市にある三菱レイヨン大竹事業所で、従業員が硫酸を側溝にため、カセイソーダなどの薬品で中和させる作業を行っていた際、側溝に入りきらなかったカセイソーダなどの薬品を含んだ水を排水路に流したという。このため、アルカリ性の濃度が国の基準値を大きく超える排水およそ609トンが、付近の海に流れ出たという。岩国海上保安署は、三菱レイヨンからの通報を受けて捜査を行い、24日、排水を行った従業員と監視にあたっていた従業員のあわせて3人と、法人としての三菱レイヨンを、水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検した。調べに対し、排水を流した従業員は、「排水路には大量の排水が流れていたので、他の排水と混ざって濃度が薄まるだろうと思った」などと供述しているという。(NHK広島)

三菱レイヨン大竹事業所

流川地区に指定暴力団共政会系の組事務所が14ヵ所

広島市中区の歓楽街である流川地区に、指定暴力団共政会系の組事務所が14ヵ所密集し、2004年に比べて1カ所増えたことが10月5日、広島県警の調べで分かったという。県暴力団排除条例施行から半年、組事務所としての不動産賃貸借や売買契約は規制できるようになったが、既にある事務所は対象外だという。県警捜査4課によると、共政会には44の傘下団体がある。うち34団体が広島市と周辺を拠点に活動し、半数近い14団体が流川地区に事務所を構えている。県警が同地区の浄化対策に本腰を入れた04年、組事務所は13カ所(11月時点)。その後、住民による立ち退き要求などで2団体が退去した一方、3団体が空き店舗を買い取るなどして進出したという。事務所の増加について、捜査4課は「組織を細分化して勢力の温存を図っているのでは。全体の組員数は減っている」とみる。一方、5月に共政会系の組長が傷害容疑で逮捕された事件では、同地区で風俗店などを紹介する「無料案内所」があいさつ料を支払っていた実態も明らかになった。捜査幹部は「歓楽街が資金源となる構図は依然としてある」と指摘する。組事務所として利用されると知った上での不動産の譲渡や貸し付けは禁止されているが、施行以前の契約にさかのぼって適用するのは困難という。既にある事務所は「既得権」が認められることになるという。このため捜査4課は「社会全体で暴力団を壊滅に追い込む」として、地元住民や団体の暴力団排除運動の連携を強化する方針。県警によると、条例施行後、流川地区から「あいさつ料の支払いを拒否したい」との相談が寄せられているという。県内で不当要求防止責任者選任の届け出はこの半年で290事業所に上り、前年同期(87事業所)の約3.3倍に急増した。(中国新聞)

広島流川

仕事柄、広島市内にある組事務所の場所を把握しておきたいと思い、広島県警刑事課に相談したことがある。奥から中年の担当刑事が出てきた。こちらの動機を説明し、たやすく教えてもらえると思ったら、返ってきた言葉は個人情報の問題で教えられないという。ここでも個人情報が威力を発揮していたことに驚いた、いや、関心した。

臥竜山で起きた島根女子大生バラバラ事件でビニール袋は広島県北部で流通していた

2009年、島根県立大学の平岡都さんの遺体が北広島町の山の中から見つかった事件で、遺体に付着していたビニール袋が10年近く前に三次市やその周辺で電話帳を配るのに使われていた袋と同じであることがわかったという。この事件はおととし10月、島根県立大学の平岡都さんが島根県浜田市のアルバイト先を出たまま行方不明となり、その後、北広島町の山の中から遺体の一部が見つかったもの。広島県警と島根県警の合同捜査本部では今年5月、遺体に付着していたビニール片と同じポリエチレン製のビニール袋と表面に赤色のインクで印刷されていた文字を公開し、犯人の遺留品とみて種類や流通経路の特定を進めていた。その結果、インクの成分から2002年頃に広島県内の印刷会社で印刷され、三次市や北広島町などの県北地域や浜田市などの周辺で電話帳を配るのに使われていた袋と同じであることがわかった。合同捜査本部では、人口の多い三次市に拠点を設け袋の詳しい流通経路を調べている。(RCC)


臥龍山バラバラ事件ポリ袋