8月6日、櫻井よしこ氏が広島で説教全開、田母神氏も登場

8月6日、「反核平和70年の失敗」と題して「8.6広島平和ミーティング」が、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で開かれ、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と憲法学者の百地章・日大教授が講演した。戦後70年間の反核平和運動が、国際紛争の防止にまったく役立たなかったことを論証し、1800人以上が耳を傾けたという。

この講演会は、現実の国際関係を無視して真の平和を実現することはできないとするメッセージを、「原爆の日」の広島から発信しようと、日本会議広島が平成21年から開いているもの。2人はそれぞれ、「国際紛争解決の手段としての武力を放棄する」とした日本の憲法9条が、軍拡を続ける中国など外国に対しては何の規制力も持たないことを改めて説明した。

今国会で審議されている安全保障法制の早期成立と、憲法改正の必要性を訴えた。講演の最後には、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が登場。「8.6広島平和ミーティング」の顧問に就任したことを報告し、「このミーティングを、日本を守る大きな力にしていきたい」と述べた。

                 
【櫻井よしこ氏】
プーチン大統領のロシアが、昨年2月から3月にかけて隣国ウクライナの騒乱に乗じてクリミアを奪い取ったことと、南シナ海領有の既成事実化を進める中国が、この1年半の間に一方的に領有を宣言している7島合わせて8平方キロにも達する埋め立てを完成させたことには共通の要因があると指摘。「一昨年9月に米国のオバマ大統領がシリア内戦に軍事介入しないと明言したことに端を発する」とした。

その理由として、国際社会が過去数十年にわたって安定していた背景に「世界の警察官」としての米国の存在があったことを挙げた。米国は世界中の軍事費の約50%を一国で使い、他国と懸絶した軍事力と経済力を持って「世界の警察官」の役目を果たしてきたが、オバマ大統領の発言は「もう警察官をやめた、と宣言したも同じ」と解説、この発言で、米国主導の世界秩序で守られていた小さな国々が震え上がった一方、ロシアと中国が喜んだと指摘した。

その結果が、ロシアのクリミア併合であり、中国の南シナ海を埋め立てての軍事要塞化であると論証。これまでの国際秩序を破壊してでも領土や覇権を拡張したい国にとって、歯止めとなるのは、不当な行為を制裁することのできる軍事力とその行使をためらわない決意だけだとし、「日本の平和憲法」や「核兵器廃絶に向けた広島の運動」などではないことを順序立てて説明した。

そして、米国が「自国民の税金を使って国際秩序を守る」スタンスから身を引きつつある現在、ASEAN諸国など特にアジアの国々が、秩序の守護者として期待するのは日本であると断言。長い歴史の中で、国民を「大御宝」と呼んで大切にし、公正な司法を伝統として、穏やかな文明を築いてきた日本の価値観は、中国の覇権主義に対抗することができるとした。

これも、侵略のためではなく価値観を守るために、一定の軍事力が必要だという認識を日本国民が共有することが前提になると強調。その秩序を守る力=抑止力を持つ「まともな国」になるためには憲法改正の必要があり、原爆による悲劇を体験した広島の人たちが改正に立ち上がることが、悲劇を抑止する推進力になると訴えた。
          

【百地章・日大教授】
百地教授は、集団的自衛権が合憲であることを論証する一方、現行憲法のせいで島根県の竹島が韓国に奪われたと主張。来年夏に予定されている参院選のタイミングで憲法改正が実現できるよう国民運動を起こそうとアピールした。

集団的自衛権については、国連憲章により加盟国に認められた国際法上の固有の権利であり、どの国も自明のこととして憲法に明記などしていないと指摘。従って、日本国憲法が集団的自衛権の行使を禁止していない以上、違憲ではないとした。

竹島が韓国に実効支配された経緯については、韓国が一方的に竹島を領土と宣言し、昭和29年に沿岸警備隊を上陸させたが、日本側が実力で抵抗しなかったために奪われたとし、当時の日本政府は憲法の平和主義を根拠に実力行使しなかったとの認識を示した。

また、軍隊による現実的な抑止力を軽視したための失敗事例として、1989年に制定されたフィリピンの新憲法を例示。

新憲法の規定が原因で国内から米軍が撤退したため、領有権を争っている南シナ海のスカボロー礁やスプラトリー諸島で武力を背景にした中国の実効支配を許すことになったとした。(産経)

田母神俊雄氏「政治資金買収リスト」は自衛官と政治家の悪しき慣習か

警視庁が内偵に動いていると言われる今回の田母神氏の政治資金使途騒動。週刊文春によると、それでも「お金がいっぱいあれば田母神新党を作りたい」と、今後の展望まで語ったという。こんな状況だと、今年の8月6日に広島入りするのは無理か、それとも意地でも講演を強行するのだろうか。

公職選挙法では、候補者本人が買収を指示していた場合は公民権が10年間停止となり、指示をしていない場合でも、選挙の総括主催者や出納責任者が買収を行っていれば、連座制が適用されて候補者の当選は無効。当選していなくても、その選挙区では5年間、立候補禁止となる。

田母神氏は、記者会見で「都知事選が終わった段階で、6千万円が残っておりましたが、衆院選が始まるころには1千万になっておりました。衆院選が終わり、経費の支払いが滞っていたので会計責任者を追及したところ、『約3千万円から4千万円を生活費と遊興費に使った』と自白した。弁済できなければ刑事告訴せざるを得ません」と言った。

ところが週刊文春によると、会計責任者にすべてをなすり付けた会見内容を覆す驚愕の事実が隠されていたという。別の事務所スタッフが語ったとされているのは、「実は、政治資金の中から都知事選を手伝った人への総額2千万円の買収資金が拠出されているのです。『田母神としおの会』事務局長の島本順光氏(航空自衛隊出身で元参院議員の田村秀昭氏の秘書を務めていた)が主導して作成されたこの『買収リスト』には各々の立場に見合った金額が記されています。リストの中には島本氏に200万円、会計責任者に50万円との記載もあります」とある。

また、「政治資金を私的に流用していたのは、会計責任者だけではありません。島本氏は周囲に『最近、ベンツを購入したんだ』と自慢していましたが、出所は何なのか。内部資料には『閣下1400万円』という記載もあります」とも書いてある。

この一連の動きをみると、自衛官内部や政治家に根付く、いわゆる賄賂なるものが、日常的に取り交わされているように映る。目の前に多額の金があると、すぐに山分けしたり自由に飲み食いしたり等とやりたい放題になるのは、長年にわたり我が身に染み付いた悪しき慣習が、露呈した結果なんだろう。

田母神事務所で1億円が使途不明

「ヒロシマの平和を疑う」でおなじみの田母神氏だが、寄付などにより集まった1億数千万円の政治資金のうち、一部が使途不明となっていることが分かったという。関係者によると、事務所スタッフが遊興費や生活費として私的流用した疑いがあり、田母神氏は近く都内で記者会見を開き、経緯を説明するという。

都知事選で選対本部長を務めたテレビ番組制作・衛星放送会社「日本文化チャンネル桜」の水島総社長(65)は18日、「都知事選後に約1億円が使途不明となっている。厳しい生活を送る年金生活者からの寄付もあり、田母神氏はきちんと国民に明らかにしないといけない」と話した。

事務所関係者は使途不明金の存在を認め、「現在、流用した疑いのあるスタッフと弁済について話し合っている。使途不明金が選挙で買収などに使われたことは一切ない」と説明した。

田母神氏は航空幕僚長を経て、平成20年に評論家に転身。昨年2月の都知事選と12月の衆院選に出馬したが、落選した。(産経)

憲法9条によって竹島は韓国に侵略された

国民の平和と安全をどう守るかを学ぶ「8・6広島平和ミーティング」が8月6日夜、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で開かれ、元自衛隊航空幕僚長で2月の東京都知事選で61万票を獲得した田母神俊雄氏と、軍事ジャーナリストの井上和彦氏が講演した。防衛力の向上には憲法改正が不可欠という主張に、約1400人が耳を傾けたという。

現実の国際関係を無視して真の平和を実現することはできないとするメッセージを「原爆の日」の広島から発信しようと、日本会議広島が平成21年から開いている講演会。6回目の今年は「ヒロシマ反核平和の終焉II」と題し、安全保障の専門家2人が話し合いだけでは平和を守ることができない国際社会の現実を語った。

田母神氏は、戦後の日本は米国の戦略により、「侵略戦争である太平洋戦争」を起こした責任があるとの歴史観を強制されてきたと主張。敗戦国を弱体化させるために占領軍が行う政策は、占領が終われば変更されるのが普通だが、日本ではいまだに憲法が改正されていないと訴えた。

さらに、軍隊は「民間人を攻撃してはいけない」などの禁止事項が定められ、それ以外の行動は許されるのが国際ルールと指摘。一方、自衛隊は「やってもいいこと」が決められ、それ以外はすべて禁止されているため、危機的な状況が起きても的確な対処ができず、安全保障上大きな問題があるとした。その上で「法制上、戦争ができる国になった方が抑止力が働き、実際には戦争に巻き込まれる可能性が減るという国際社会のメカニズムを知る必要がある」と強調した。

井上氏は「憲法9条があるから平和が守られるというのなら、なぜ島根県の竹島は他国に不法占拠されているのか、なぜ沖縄県の尖閣諸島で領海侵犯が起き続けるのか」と問題を提起し、現行憲法が現実と乖離していると主張。「戦闘機も戦車も軍艦も持っている日本が、憲法で軍隊を持たないとしているのは、外国からは嘘つきとしか見えず国際的な信用をおとしめる」と訴えた。(産経)

8月6日ヒロシマ反核平和の終焉

来たる8月6日は、田母神俊雄氏が広島市に乱入してから6回目になるようで、ついこの前の東京都知事選では60万票を獲得したという。概ね若い層に支持を得たそうだ。ところで公演のタイトルも毎度ユニークで、今回は「ヒロシマ反核平和の終焉」ときた。ちなみに初回は「ヒロシマの平和を疑う」だった。

8月6日、田母神氏が再び広島で講演、被爆者からの講演依頼

8月6日の平和記念式典が行われる日に合わせて公演を行うことには賛否両論あるが、同時刻に同じ場所で行って式典を妨害するわけでもないから、何の問題もない。この手の表現手法は、自虐史観・自虐ネタまっしぐらの広島市民ならびに広島県民には逆に受ける内容だ。その理由を一言で言うと、時代が変わり、さらに日本を取り巻く環境が変わったことだろう。


田母神 ヒロシマ

広島で田母神氏 青山氏が講演 ~ 被爆者の考えは一つではない

原爆の日の8月6日夜、元航空幕僚長の田母神俊雄氏と独立総合研究所代表の青山繁晴氏を招いた講演会「三たびヒロシマの平和を疑う!」(日本会議広島主催)が広島市で開かれた。「被爆地に自由な言論を」と2年前に始まり、今年は最多の約1900人が集まった。国歌斉唱に続き原爆死没者と戦没者、東日本大震災の犠牲者に黙祷を捧げた後、田母神氏が登壇。講演会をめぐる秋葉忠利前市長の期日変更要請などの経緯にふれ「市長が替わり、今年の平和式典は大きく様変わりした。広島に言論の自由が戻った」と口火を切った。続いて国益を守るための自主軍備の必要性を訴え、高まる脱原発論議についても「過去の戦争をめぐる歴史認識と同様、日本を弱体化させるものだ」とし、冷静な判断を呼びかけた。一方、青山氏は尖閣諸島の領有を主張する中国の動きなどにふれ「憲法9条では守れない。押しつけたのは米国でも、変えないのはわれわれ自身の責任だ」と指摘し、「ヒロシマの平和だけでなく、戦後の平和を疑わなくては」と訴えた。日本会議広島は「被爆者の考えは一つではない。今後も開かれた議論を促していきたい」としている。(産経)

8月6日 田母神・青山氏が「三たび広島の平和を疑う!」と題して広島で講演

保守系市民団体の「日本会議広島」(中尾建三理事長)は8月6日、元航空幕僚長の田母神俊雄氏と、独立総合研究所代表で国の原子力委員会専門委員の青山繁晴氏を招いた講演会「三たびヒロシマの平和を疑う!」を広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で開く。田母神氏が原爆の日に広島で講演するのは3年連続。2年前は当時の秋葉忠利市長が「被爆者の心を傷付ける」と主催者に日程変更を申し入れ、反響を呼び約1300人が集まった。今回は東日本大震災をうけ議論が高まる国の危機管理問題や、尖閣諸島をはじめする領土領海問題への対応をめぐり「タブーなき真の平和論」を展開するという。(産経)


昨年は大盛況だった。今年も盛り上がるだろう。いったい何人の広島市民が戦後の長い冬眠と呪縛から目を覚ますだろうか・・・

広島の平和を疑う

8月6日、田母神氏が再び広島で講演、被爆者からの講演依頼

8月6日が近づくと、毎年平和と核について議論される。

広島市の秋葉市長は、8月6日の原爆の日に読み上げる平和宣言の骨子を発表した。日本政府に対し、アメリカの核の傘からの離脱など、核兵器廃絶に向けて先頭に立つことを訴えると。

秋葉市長は今年の平和宣言で日本政府に対し、アメリカの核の傘から離脱し、核兵器を持たず・作らず・持ち込ませずの非核三原則を法制化することを要求するという。

現在、アメリカの核保有数は10000発を超えており、その核の傘に守られている日本。近隣諸国の核の脅威や日米安全保障条約の問題等、どのように解決させていくのか。

その裏で、この「反核運動」に対して、異常なほどの熱意を持つ勘違い人間もいるのだ。


昨年、田母神氏が広島で「ヒロシマの平和を疑う!」と題して講演を行った。さまざまなところから反対された様だが、それにしても言論封鎖はよくないだろう。8月6日に講演して気を害す人間がいるかもしれないが、やればいいんじゃないか?と思う人間もいる。

核保有の議論さえするな、というのは開かれた民主主義ではないな。今のところ広島は中国・北朝鮮じゃあないけーのぉ。


ここに、被爆者の会から田母神氏へ送ったといわれる公演依頼文があったので、転載してみた。


株式会社田母神事務所
磯尾様
        田母神先生へ 平成22年8月6日御来広願い

前略 突然の手紙をお送りして、失礼いたします。私は池中美平と申します。
私たちは今、広島において新たな被爆者団体である「平和と安全を求める被爆者たちの会」(仮称)という名の会を設立準備中です。この会を設立する根拠となったのは、昨年の8月6日における、日本会議広島が主催した「広島の平和を疑う」というリードのついた田母神先生の講演会でした。
市長をはじめ、様々な妨害活動のあった中で、公演を支持した被爆者や二世三世たちが集まったものです。
広島の既存「反核団体」を唱える「核廃絶」一本槍の行動に少なからぬ違和感を私たちは持っていました。
しかしこのような意見はメディアなどに現れることはなく、いわば、封じこ込められてきたのです。
昨年の田母神先生の講演会は、このような被爆者や二世三世たちが多くいることを衆知する良い機会となりました。ありがとうございました。
今の「反核運動」が、必ずしも大方の被爆者たちの意思を反映したものとは言えない現実を、もっと広くつたえなければいけないと思い、このような集まりを作る機運が出てきました・・・

                                         平成22年5月7日



◆2009年8月6日広島平和記念式典での秋葉広島市長と田母神氏粉砕を掲げた広島大行動。


2009 広島平和記念式典 



2009平和記念式典



2009 広島平和記念式典


◆被爆者に対するぼうとくであり、ケンカを売りに来た(谷口恭子事務局長)
◆核武装すべきだという意見も冷静に普通に話が出来なければおかしい(田母神氏)


2009 広島平和記念式典



2009 広島平和記念式典



2009 広島平和記念式典


◆被爆を二度と受けないような平和を構築することが大切ではないかという講演会をこの日にやることに意義がある(日本会議広島:中尾建三理事長)


2009 広島平和記念式典



2009 広島平和記念式典



原爆ドーム


◆8月6日は被爆者とその遺族にとっては特別な一日であり、本来は慰霊と鎮魂に尽すべき日。
◆徒党を組んで、もはや個人である田母神氏を糾弾しまくる人々。
◆個人の意思で冷静に田母神氏の講演に耳を傾ける人々。


広島反核運動6



広島反核運動13



広島反核運動14


◆黙祷の最中であってもシュプレヒコールが繰り広げられている。
◆原爆で両親を失ったという男性が黙祷を妨害したデモ隊に抗議!
◆大事な黙祷を邪魔するデモ隊。


広島反核運動11



広島反核運動10



広島反核運動9





広島反核運動15



広島反核運動12