呉の保育所で100人がおう吐・下痢でオェーだらけ!

呉市にある保育所で、園児と職員およそ100人が”おう吐”や”下痢”などの症状を訴え、呉市保健所はノロウイルスによる集団感染と断定した。現在は全員が回復、または回復に向かっているという。呉市保健所などによると、11月18日、市内の社会福祉法人が運営する「川尻保育所」で園児と職員がおう吐や下痢などの症状を訴えていると連絡があった。

保健所が調べたところ、11月18日以降、園児146人のうち0歳から5歳までの園児91人と職員8人のあわせて99人が同様の症状を訴えていたという。その後、職員からノロウィルスが検出されたことから保健所はノロウイルスによる集団感染と断定した。現在は、全員が回復、または回復に向かっているという。

給食の調理施設などからノロウイルスは検出されなかったということで、保健所では、感染経路を調べるとともに、11月25日、「川尻保育所」に出向いて、感染症の予防に関する研修会を開くことにしているという。川尻保育所は、「保健所からの指導をしっかりと受け、再発防止に努めていきたい」とコメントしている。(NHK広島)

出産後の障害で福山の病院に賠償命令

出産した長男が脳性まひの障害を負ったのは、医師が陣痛促進剤の量を増やして投与したためだなどとして、両親などが病院に賠償を求めていた裁判で、広島地方裁判所福山支部は病院の過失を認め、およそ1億4000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

福山市の30代の両親などは8年前、長男が仮死状態で生まれ脳性まひの障害を負ったのは医師が陣痛促進剤の量を増やして投与した上、その後も適切な対応を取らなかったためだなどとして、福山市の産婦人科「よしだレディースクリニック」に対しおよそ1億4700万円の賠償を求める訴えを起こしていた。

裁判で、クリニック側は「日本産科婦人科学会のガイドラインに規定されている陣痛促進剤の投与の基準は平均的な妊婦への対処を前提にしたもので対応に問題はなかった」などと主張していた。

8月3日の判決で、広島地方裁判所福山支部の古賀輝郎裁判長は「陣痛促進剤は過度の陣痛などを促し胎児が仮死状態を起こす可能性があるのに、医師はガイドラインに規定されている基準に従わずに投与した」などと指摘してクリニックの過失を認め、およそ1億4000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

判決について、父親は「同様の事故が無くなり息子のような子どもがこれ以上生まれないことを願います」と話していた。一方、クリニックは「判決内容を精査した上で今後の対応を考えたい」とコメントしている。(NHK広島)

末期がん患者に処方の2倍のモルヒネ投与ミスで翌日死亡

11月18日、広島市立安佐市民病院(広島市安佐北区)は、末期がんの男性患者(75)に、処方の2倍量のモルヒネを約6時間にわたり投与するミスがあった、と発表した。男性は翌日に死亡した。病院側は遺族に謝罪したが、「致死量ではなく、ミスと死亡との因果関係はない」としている。病院によると、男性にはモルヒネ1日80ミリ・グラムと鎮静剤が処方され、11月5日から点滴で投与されていた。9日に鎮静剤の点滴が終わった際、看護師がモルヒネが切れたと勘違いし、鎮静剤ではなくモルヒネを投与。このため、約6時間後に別の看護師が気付くまで、投与量は2倍になっていたという。男性は10日午前に死亡。多幾山(たきやま)渉院長は「あってはならないことで、問題を検証して再発防止に努めたい」とのコメントを出した。(読売)

呉共済病院技師2人が医療ミスで60歳代の患者が死亡

2008年、手術中に血液ポンプのチューブを付け間違え、男性患者を死亡させとして、呉市の病院の臨床工学技士2人が、業務上過失致死の疑いで書類送検された。書類送検されたのは、呉共済病院の臨床工学技士2人。警察の調べによると、2人は2008年12月、呉市の60代男性が大動脈解離の緊急手術を受けた際、人工心肺装置の血液ポンプのチューブを誤って取り付けた。その後の確認も怠って執刀医に引き渡し、男性は多発性脳梗塞を引き起こし、脳死状態となった。男性は3年後に急性腎不全で死亡した。病院などによると、遺族と病院は男性の死後、示談が成立しており、調べに対し、2人は「確認すれば防げた」などと容疑を認めているという。(TSS)

へんとう腺を摘出する手術で植物状態になった損害賠償判決は8200万円

中国労災病院が行った、へんとう腺を摘出する手術で植物状態になったとして61歳の女性と家族が損害賠償を求めた裁判で2月23日、広島地裁は病院を運営する労働者健康福祉機構に賠償を命じる判決を言い渡した。訴えていたのは、呉市の61歳の無職の女性とその家族らあわせて4人。女性は4年前、呉市の中国労災病院で睡眠時無呼吸症候群の治療のため、へんとう腺を摘出する手術を受けたが、この手術で窒息による低酸素脳症を発症し、植物状態となった。判決で広島地裁は、気道確保をする際、全身麻酔による方法を選んだことを過失だとし、この過失と植物状態などになったことの間に因果関係が認められるとした。原告側はおよそ1億900万円の損害賠償を求めていたが、広島地裁は、手術した医師の使用者である労働者健康福祉機構におよそ8200万円の支払いを命じた。(RCC)


中国労災病院