ジャガイモの”ソラニン”で安芸高田市の小学生が食中毒

7月14日、安芸高田市の小学校で、児童9人が相次いで吐き気や腹痛などの症状を訴え、広島県西部保健所は、校内で収穫したジャガイモを食べたことが原因による食中毒ではないかとみて詳しく調べている。安芸高田市教育委員会などによると、14日午前9時すぎ、市内にある来原小学校で、6年生の児童9人と担任の教諭など、あわせて17人が理科の授業の一環として校内の畑で収穫したジャガイモをゆでて食べた。その後まもなく、このうちの児童9人がおう吐や腹痛などの症状を訴え、病院で診察を受けたが、いずれも症状は軽く、全員が自宅に帰ったという。

市によると、ジャガイモの芽や皮の部分には「ソラニン」という有毒な成分が含まれ、食べると体調不良を起こすことがあり、学校からはそれぞれが1つ目は皮をむいて食べたものの、2つ目以降は皮をむかずに食べた児童もいたという報告があったという。

このため広島県西部保健所では、共通して食べたものがジャガイモだけであることなどから、ジャガイモが原因による食中毒ではないかとみて詳しく調べている。

来原小学校の高坂広昭校長によりますと、児童がゆでたじゃがいもを食べる前に、担任の教諭がジャガイモの芽や皮の部分には「ソラニン」という有毒な成分が含まれていることを説明しなかったという。そのうえで高坂校長は「学校としてきちんと危機管理をできておらず、深く反省している。子供たちにとって安心できる学校であるために、あらゆる危険性を把握して管理できるよう今後は研修なども考えていきたい」と話した。(NHK広島)

マダニに感染した三原の高齢者が死亡

広島県三原市の90代の女性が、マダニが原因とみられる感染症で死亡した。広島県内では今年になって初めてだという。死亡が確認されたのは、三原市内に住む90代の女性で、マダニにかまれたことが原因とみられている。女性は6月18日、意識障害を起こし、病院に緊急搬送された。検査の結果、主にマダニが媒介する「SFTS」というウイルスが確認された。このウイルスの感染が確認されたのは広島県内で22例目で、死亡例は今年に入ってからは初めて。感染源となるマダニは春から秋にかけて活動が盛んになるということで、広島県は、屋外で作業する時は肌の露出を少なくするよう呼び掛けている。(HOME)




マダニ 三原市女性死亡

東広島の病院で13人が結核感染

東広島市の病院で、看護師や患者などあわせて13人が結核に集団感染していることが分かった。うち4人が発病しているが重症者はいないという。結核の集団感染が確認されたのは、東広島市の本永病院。広島県によると、この病院に勤める30代の女性の看護師が3月ごろから咳が続いていたため、6月5日に精密検査を受けたところ、結核と診断されたという。

これを受けて、病院ではこの看護師と接触のあった関係者300人あまりについて健康状態を調べていて、これまでに看護師も含めた9人の病院の職員と、入院患者4人のあわせて13人への感染が確認されたという。このうち4人が発病しているが、容態は安定していて重症者はおらず、服薬による治療が行われている。

病院では、感染者と接触した患者などについて、健康状態の経過観察を行うなど、感染の拡がりを食い止める措置をとっている。

広島県で病院内での結核の集団感染は6年ぶりで、県では咳やタンが2週間以上続いた場合は、早めの医療機関の受診を呼びかけている。(NHK広島)




東広島 病院 結核感染

安佐市民病院を運営する市立病院機構を手術ミスで死亡した男性の遺族が提訴

広島市安佐北区の安佐市民病院で、胸腺の摘出中に大量出血し意識不明となり死亡したのは手術ミスが原因として、安佐北区の自営業男性(当時48)の遺族が3月28日、同病院を運営する市立病院機構(中区)に約1億500万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こした。

訴状によると、男性は重症筋無力症の症状を和らげるため、2015年11月上旬、胸腺摘出の内視鏡手術を受けた。しかし手術中に大量出血して意識不明となり、約1年後の16年10月下旬に病院で死亡した。遺族は別の病院での病理解剖の結果などを基に、「医師が胸腺を摘出する際、静脈を誤って傷つけた」と主張。手術は3時間程度で終わり、3、4日後には退院して働けるようになると説明を受けていたといい、妻(47)は「納得がいかない。亡くなった原因に関する病院の説明もあいまいだ」と憤っているという。(中国)

福山友愛病院が在庫処理のための薬を患者に実験投与

精神科治療を行う広島県福山市の福山友愛病院(361床)が16年11~12月、統合失調症などの患者6人に本来は必要のないパーキンソン病の治療薬を投与していたという。病院を運営する医療法人「紘友会」の末丸紘三会長の指示による投薬で、病院側は「使用期限の迫った薬の在庫処理がきっかけの一つ」と説明。患者の一人は投与後、嘔吐し、体調不良となっていた。

病院によると、末丸会長は病院で精神科医としても勤務しており、16年11月28日~12月6日、主治医に相談せず、パーキンソン病の治療薬「レキップ」の錠剤(2ミリ・グラム)を統合失調症などの患者6人に投与するよう看護師に指示し、複数回飲ませた。また末丸会長は、通常の8倍の投与量を指示していた。(読売)


末丸医師辞職

薬剤師から指摘を受け、病院で調査委員会を設けて調べたところ、末丸医師は、当時、「レキップ」70錠の使用期限が迫っていたことを知ったことがきっかけだったと認めているが、「パーキンソン病の症状が見られたため、改善できると思った」と話したという。
患者6人に「レキップ」があわせて62錠投与され、このうち35錠については期限切れだった。調査委員会では薬の投与が不適切だったと認定し、末丸医師は先週、辞職したという。

末丸医師は福山友愛病院の創立者だったということで、調査委員会では通常と異なる処方をする際には倫理委員会で審査を受けるなどの対策をまとめ、再発防止に努めるとしている。(NHK広島)




福山友愛病院

呉の特別養護老人ホーム「あすらや荘」で無資格”たん”吸引行為

呉市の特別養護老人ホームで、介護職員が必要な手続きをせずに"たん"を吸引する医療行為を行い、呉市から改善勧告を受けていたという。改善勧告を受けたのは、呉市郷原町の特別養護老人ホーム「あすらや荘」。施設によると、在籍するおよそ50人の介護職員が必要な手続きをしないまま、入居者の"たん"を吸引する医療行為を行っていたという。

介護職員が"たん"の吸引を行うためには、専門の研修を受けたうえで、県から認定証の交付を受ける必要があるが、およそ半数の職員は研修後に手続きを行わず、残りの半数の職員は研修も受けていなかった。また、施設としても県に対して必要な登録をしていなかった。

体調を崩した人はいなかったが、1月26日に呉市から文書による改善勧告を受けた。さらに、糖尿病の入居者に対して介護職員は禁止されているインシュリンの注射をしていた例もあったということで、施設では、介護職員に研修を受けさせるなどの再発防止策をまとめ、近く市に提出したいとしている。「あすらや荘」の萬行隆晴施設長は「入居者の体調が急変した場合など、介護職員に処置をさせてしまっていた。再発防止を徹底したい」とコメントしている。(NHK広島)

呉市の国立病院機構呉医療センターで猛毒の「筋しかん剤」が紛失

呉市にある国立病院機構・呉医療センターで12月初め、毒薬に指定されている「筋しかん剤」が入った容器1本がなくなっているのがわかり、病院では紛失した経緯を調べている。筋しかん剤がなくなったのは、呉市の国立病院機構呉医療センター。病院の説明によると、12月7日、看護師が手術室で前日に使った麻酔用の筋しかん剤、「エスラックス」が入った容器の数を確かめたところ、保管庫の在庫が1本少なかったという。

筋しかん剤は薬事法で毒薬に指定されていて、保管庫のロックの解除方法を知っているのは、麻酔科の医師や一部の看護師と薬剤師に限られているという。このため病院では保管庫から取り出した後、誤って廃棄したのではないかとしているが、盗まれた可能性も否定できないとして紛失した経緯を調べるとともに、警察や保健所に届け出た。

呉医療センターは「地域や関係機関の皆様に多大な心配をおかけしお詫びします。今まで以上に厳格な薬剤管理に取り組み再発防止に努めます」とコメントしている。この筋しかん剤「エスラックス」には、1本あたり50ミリグラム入っていて、大人2、3人分の致死量にあたるという。(NHK広島)




国立病院機構呉医療センター

呉の保育所で100人がおう吐・下痢でオェーだらけ!

呉市にある保育所で、園児と職員およそ100人が”おう吐”や”下痢”などの症状を訴え、呉市保健所はノロウイルスによる集団感染と断定した。現在は全員が回復、または回復に向かっているという。呉市保健所などによると、11月18日、市内の社会福祉法人が運営する「川尻保育所」で園児と職員がおう吐や下痢などの症状を訴えていると連絡があった。

保健所が調べたところ、11月18日以降、園児146人のうち0歳から5歳までの園児91人と職員8人のあわせて99人が同様の症状を訴えていたという。その後、職員からノロウィルスが検出されたことから保健所はノロウイルスによる集団感染と断定した。現在は、全員が回復、または回復に向かっているという。

給食の調理施設などからノロウイルスは検出されなかったということで、保健所では、感染経路を調べるとともに、11月25日、「川尻保育所」に出向いて、感染症の予防に関する研修会を開くことにしているという。川尻保育所は、「保健所からの指導をしっかりと受け、再発防止に努めていきたい」とコメントしている。(NHK広島)

出産後の障害で福山の病院に賠償命令

出産した長男が脳性まひの障害を負ったのは、医師が陣痛促進剤の量を増やして投与したためだなどとして、両親などが病院に賠償を求めていた裁判で、広島地方裁判所福山支部は病院の過失を認め、およそ1億4000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

福山市の30代の両親などは8年前、長男が仮死状態で生まれ脳性まひの障害を負ったのは医師が陣痛促進剤の量を増やして投与した上、その後も適切な対応を取らなかったためだなどとして、福山市の産婦人科「よしだレディースクリニック」に対しおよそ1億4700万円の賠償を求める訴えを起こしていた。

裁判で、クリニック側は「日本産科婦人科学会のガイドラインに規定されている陣痛促進剤の投与の基準は平均的な妊婦への対処を前提にしたもので対応に問題はなかった」などと主張していた。

8月3日の判決で、広島地方裁判所福山支部の古賀輝郎裁判長は「陣痛促進剤は過度の陣痛などを促し胎児が仮死状態を起こす可能性があるのに、医師はガイドラインに規定されている基準に従わずに投与した」などと指摘してクリニックの過失を認め、およそ1億4000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

判決について、父親は「同様の事故が無くなり息子のような子どもがこれ以上生まれないことを願います」と話していた。一方、クリニックは「判決内容を精査した上で今後の対応を考えたい」とコメントしている。(NHK広島)

末期がん患者に処方の2倍のモルヒネ投与ミスで翌日死亡

11月18日、広島市立安佐市民病院(広島市安佐北区)は、末期がんの男性患者(75)に、処方の2倍量のモルヒネを約6時間にわたり投与するミスがあった、と発表した。男性は翌日に死亡した。病院側は遺族に謝罪したが、「致死量ではなく、ミスと死亡との因果関係はない」としている。病院によると、男性にはモルヒネ1日80ミリ・グラムと鎮静剤が処方され、11月5日から点滴で投与されていた。9日に鎮静剤の点滴が終わった際、看護師がモルヒネが切れたと勘違いし、鎮静剤ではなくモルヒネを投与。このため、約6時間後に別の看護師が気付くまで、投与量は2倍になっていたという。男性は10日午前に死亡。多幾山(たきやま)渉院長は「あってはならないことで、問題を検証して再発防止に努めたい」とのコメントを出した。(読売)

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