アスベスト(石綿)を吸った広島市の元従業員が国を提訴

福岡県志免町にあった吸音板製作工場でアスベスト(石綿)を吸い、悪性腹膜中皮腫を発症したとして、広島市の元従業員の男性(75)が6月19日、国に計1265万円の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。訴状によると、男性は昭和36~40年、工場で材料の石綿板を切断する作業に従事。平成28年に悪性腹膜中皮腫を発症し、17年1月に労災認定されたとしている。

アスベスト被害に関する26年の「泉南アスベスト訴訟」で国の賠償責任が確定した最高裁判決後、同種訴訟は全国で相次ぎ起こされている。国は労働時期や健康被害の状況など一定の条件を満たせば和解に応じている。男性は「私の人生はアスベストにより、大きく変わってしまった。国には、一日も早い解決を求める」とのコメントを出した。(産経)

下請法違反が中国地方で過去最多・5年連続増加

公正取引委員会が2016年度、中国地方で下請代金支払遅延等防止法(下請法)に違反したとして、行政指導(勧告・指導)した件数は366件で、前年度より2件増え、過去最多だったという。増加は5年連続となった。企業名などの公表を伴う勧告は1件で、下関市の冠婚葬祭業者が144の下請け業者におせち料理など総額3300万円を購入させていた。指導は365件で1件増えた。

違反の内容は「代金の支払い遅延」が184件で最多。続いて、契約時に代金を不当に安くさせる「買いたたき」が52件あった。一定以上の長い期間換金できない手形で支払う「割引困難な手形の交付」は25件で前年度より倍増し、「代金の減額」を抜いて3番目に多かった。公取委中国支所は「法の対象になる発注事業者が先行きへの不安から支出を先に延ばそうとするケースが考えられる」としている。(中国)


http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/jun/170615_4.files/H28FYchushitahonbun.pdf#search=%27%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%9C%B0%E6%96%B9+%E4%B8%8B%E8%AB%8B%E6%B3%95%E9%81%95%E5%8F%8D%27


学習塾のスタディプランニング広島が1500万円賃金不払いで書類送検

5月25日、広島北労働基準監督署は学習塾経営のスタディプランニング広島(広島市安佐南区)と同社社長の男性(50)を労働基準法違反の疑いで書類送検した。調べては全社員5人に対し、2016年2月分の賃金計95万3千円を支払わなかった疑い。同署によると、5人は講師や事務員。送検分を含め、経営不振のため2015年10月〜16年4月の賃金計約1500万円が支払われていなかったという。(中国)

広島のブラック企業リストが厚労省HPに掲載される

5月10日、厚生労働省は労働基準関係法令に違反したとして最近半年間に書類送検し、社名を公表した全国334件の一覧表を初めて作成し、同省ホームページ(HP)に掲載した。

昨年末に発表した「過労死等ゼロ」緊急対策の一環で、担当者は「一覧表にすることで社会に警鐘を鳴らす狙いがある」と説明する。従来は47都道府県にある労働局のHPに載せてきたが、報道発表で社名を明らかにしたのにHPでは伏せた事例もあったほか、掲載期間もまちまちで統一基準がなかった。同省は送検を公表した日から約1年間掲載し、毎月更新すると決めた。

10日に掲載されたのは昨年10月から今年3月までの計334件で、(1)企業・事業所名(2)所在地(3)公表日(4)違反した法律(5)事案概要などを県別に並べた。

内訳は、企業が安全対策を怠った労働安全衛生法違反209件、賃金未払いなど最低賃金法違反62件、違法な長時間労働をさせるなどした労働基準法違反60件、労働者派遣法違反19件。労基法違反では、女性社員が過労自殺した広告最大手・電通の社名も掲載された。(毎日)


http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf


(1)企業・事業場名称
(2)所在地
(3)公表日
(4)違反法条
(5)事案概要
(6)その他参考事項


(1)(株)八雲工業
(2)広島県尾道市
(3)H29.1.20
(4)労働安全衛生法第20条、労働安全衛生規則第568条
(5)その日の作業開始前に、つり足場の墜落防止設備の取り外し及び脱落の有無について点検を行わなかったもの
(6)H29.1.20送検


(1)神原タグマリンサービス(株)
(2)広島県福山市
(3)H28.10.11
(4)労働安全衛生法第14条、労働安全衛生法施行令第6条、酸素欠乏症等防止規則第11条
(5)修繕中の台船のボイドスペースにおける作業において、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなかったもの
(6)H28.10.11送検


(1)加藤茂樹(持帰り弁当店)
(2)広島県広島市安佐南区
(3)H28.10.11
(4) 最低賃金法第4条
(5)労働者13名に、2カ月分の定期賃金約154万円を支払わなかったもの
(6)H28.10.11送検


(1)錦建設(株)
(2)広島県広島市中区
(3)H28.11.2
(4)労働安全衛生法第31条、労働安全衛生規則第656条
(5)構造規格に適合しない工事用エレベーターを下請負人に使用させたもの
(6)H28.11.2送検


(1)(株)柑橘屋
(2)広島県三原市
(3)H29.1.20
(4)最低賃金法第4条、家内労働法第6条
(5)労働者18名に5カ月分の定期賃金約252万円を、家内労働者4名に5カ月分の工賃約29万円を支払わなかったもの
(6)H29.1.20送検


(1)おおあさ鳴滝露天温泉
(2)広島県山県郡北広島町
(3)H29.2.22
(4)労働基準法第24条
(5)労働者3名に、3カ月分の定期賃金約16万円を支払わなかったもの
(6)H29.2.22送検


(1)(株)ジェイジェイ 広島事業所
(2)広島県広島市中区
(3)H29.2.27
(4)労働基準法第32条
(5)労働者10名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外・休日労働を行わせたもの
(6)H29.2.27送検


(1)(株)鯉城協同サービスセンター
(2)広島県広島市中区
(3)H29.3.7
(4) 最低賃金法第4条
(5)労働者10名に、3カ月分の定期賃金約818万円を支払わなかったもの
(6)H29.3.7送検


(1)(有)ファッションリフォームエース
(2)広島県呉市
(3)H29.3.29
(4)労働基準法第24条
(5)労働者4名に、5カ月分の定期賃金約194万円を支払わなかったもの
(6)H29.3.29送検


(1)藤元建設工業(株)
(2)広島県庄原市
(3)H29.3.14
(4)最低賃金法第4条
(5)労働者26名に、12カ月分の定期賃金約536万円を支払わなかったもの
(6)H29.3.14送検


(1)備北森林組合
(2)広島県庄原市
(3)H29.3.29
(4)労働安全衛生法第21条、労働安全衛生規則第477条
(5)伐倒の際に立木に絡んだつるを取り除くことなく伐木作業をさせたもの
(6)H29.3.29送検


(1)高圧プラント検査(株)
(2)広島県呉市
(3)H29.1.26
(4)労働安全衛生法第30条、労働安全衛生規則第636条
(5)元請と下請の労働者の作業が同一の場所で行われる際に、労働災害防止のための連絡調整を行わなかったもの
(6)H29.1.26送検


(1)(株)下出工業
(2)広島県広島市
(3)H29.3.21
(4)労働安全衛生法第14条、労働安全衛生法施行令第6条、石綿障害予防規則第19条
(5)熊本地震の被災家屋の公費解体現場において、石綿作業主任者を選任することなく解体作業を行わせたもの
(6)H29.3.21送検

広島市議の後援会事務所で働いていた男性が残業代未払いとパワハラで提訴

広島市の碓井法明市議の後援会事務所で働いていた市内の30代男性が、残業代が一部支払われず、パワーハラスメントも受けたなどとして、碓井市議に未払い金の支払いと慰謝料の計約380万円を求めて広島地裁に提訴した。5月9日、第1回口頭弁論があり、碓井市議側は請求の棄却を求めた。

訴状などによると、男性は2015年4月から17年1月まで後援会事務所のスタッフとして勤務。時間外労働や休日出勤が月平均で計127時間あり、労働基準法上に基づく計算では394万円支払われなければならないのに、116万円しか受け取っていないとしている。正当な理由のない叱責を繰り返され、精神的苦痛も受けたとしている。

碓井市議は「長時間労働の実態は全くない。市議になることを目指していた男性をしっかり指導しただけだ。徹底的に争う」と話している。(中国)

尾道の造船会社で作業員が酸欠意識不明

4月26日午前、尾道市にある造船会社で作業員の外国籍の男性2人が酸欠とみられる症状で病院に運ばれ、このうち1人が意識不明の重体だという。26日午前10時半ごろ、尾道市瀬戸田町の造船会社、光洋工業の瀬戸田工場で、「作業員の男性2人が酸欠になっている」と消防に通報があった。

消防や警察によると2人は尾道市内の病院に運ばれたが、このうち33歳のタイ国籍の男性が意識不明の重体だという。
また、25歳のフィリピン国籍の男性が体調不良を訴えたが、命に別状はないという。現場の工場は瀬戸内海にある生口島の北部の海沿いにあり、会社のホームページによると、この会社は船の建造や修理のほか船のリースを手がけているという。

消防によると当時、岸壁にとめた長さ45メートル、幅15メートルの台船の内部で浸水がないかを確認する作業が行われていて、タイ国籍の男性が意識を失って倒れているのが見つかり、フィリピン国籍の男性は救助に向かった後で体調不良を訴えたという。警察と消防などが当時の状況を調べている。(NHK広島)


技能実習生が死亡

4月26日、尾道市にある造船会社で台船の内部にあるタンクの点検作業を行っていた外国人技能実習生2人が酸欠とみられる症状で病院に運ばれた事故で、意識不明の重体となっていたタイ人の男性が27日朝、死亡した。警察は、換気が適切に行われたのかなど、作業の安全管理に問題がなかったか調べている。

26日午前10時半ごろ、尾道市瀬戸田町の造船会社光洋工業の工場で、岸壁にとめた台船の内部にあるタンクの点検作業を行っていたタイ人の技能実習生、プラウオン・アートンさん(33)が、タンク内で倒れているのが見つかり、救助に向かったフィリピン人の男性も体調不良を訴えて病院に搬送された。

警察によると、アートンさんは意識不明の重体となり、治療を受けていたが、27日朝、低酸素脳症で死亡した。警察や消防のこれまでの調べで、タンク内の酸素濃度は安全な濃度を大幅に下回る6%と、呼吸停止や死亡に至るおそれのある非常に危険な状態だったという。

通常は、換気をした上でタンク内に入ることになっているということで、今回、換気が適切に行われたかどうかは分かっていないという。警察は作業の安全管理に問題がなかったか調べている。(NHK広島)




尾道市 造船所事故

「広島は安心だと思った?」フィリピン人の技能実習生が広島労働社会で暴力を受けショック状態!

広島市で鉄筋工として働いていたフィリピン人の技能実習生2人が4月17日、弁護士らと記者会見し、雇い主の建設業の男性に頭を殴られるなどしてけがをしたとして、警察に告訴する手続きを進めていることを明らかにした。弁護士らと記者会見したのは、フィリピンから技能実習生として来日している20代の男性2人。

2人は、広島市で17年1月から鉄筋工として働いていたが、雇い主の建設業の男性から工具で頭を殴られたり、鉄筋で顔を突かれて唇にけがをするなどしたとしている。会見で2人は「日本は安心な国だと思っていた。仕事をしたかっただけなのに暴力を受けてショックです。これからどうなるか分からなくて不安だ」などと話した。

2人は、暴行や傷害の疑いで警察に告訴する手続きを進めるという。これについて、建設業者の弁護士は「注意の一環としてヘルメットの上から頭をポンポンとたたいたり、危険な場所に入らないように腕をひっぱったりしたことはあったが、鉄筋で突いたり工具で強く殴ったりはしていない。唇のけがについては、当初は寮のドアで打ったと聞いていて、業者側が病院にも連れて行った」と話している。(NHK広島)




フィリピン人 鉄筋工 暴力を受ける

丸紅の図に乗る面接官によるパワハラ面接「犯罪を犯したいのですか?」

この時期は、晴れて採用試験を突破して新入社員として会社に入社する人もいれば、中途採用面接で入社する人もいる。応募する人は、採用されたいがためにパワハラ面接も何とか乗り切ろうと懸命になる。概ね、取引先の横暴な顧客に順応できるかとか、社内のパワハラ上司に絶えられるか、といった事だ。しかし、このパワハラ面接に疑問を持つことも大事だ。はっきり言えば、面接の場で、そのようなパワハラ面接は無駄であり不必要だ。むしろ、そのような横柄な面接管がいたら「なにバカな事言ってるんですか?変な会社ですね」ぐらいな事を言って、席を立って帰るぐらいのプライドは持とう。


ずいぶん前に、丸紅という商社に、中途採用の面接を受けに行ったときの事だ。面接官は40歳くらいの課長と、50代半ばの役員だった。役員の顔は角ばった顔で短髪だった。面接の時、この役員が「当社でどうしたいのですか?」と聞かれたとき、「責任ある立場で仕事をする事と、収入(お金)も稼ぎたいです」と言ったと記憶している。

それを聞いた役員は何と言ったかと言うと、「あなたは犯罪を犯したいのですか?」と嫌味っぽく言った。つまり、丸紅で収入を増やしてお金を稼ぐという事は、犯罪を犯しているのと同じだと言う事だ。そのあと「なぜお金を稼ぐと言うことが犯罪なんですか」と聞き返したら、役員は「はい、もうお引き取りください」と答えた。

この時の面接のやりとりは、いったい何だったのだろう。今思えば、もっと怒ればよかったと後悔している。こんな返答をするような面接官だから採用などされないわけだから、さらに「お前、頭おかしいだろ?」とでも言ってスマホ(この時にはスマホは発売されていなかった)で面接官の顔を撮影して、テーブルに置かれた履歴書をむしり取って帰るべきだった。

そこで教訓だ。面接官がパワハラとも取れるような事を言ったら、文句を言って怒ろう。喧嘩しよう。そうしないと、このパワハラ日本社会を更生させる事はできない。怒らないと、面接官が図に乗るだけだ。

それでも広島で働きたいか?30%以上の事業所で違法な長時間労働が発覚

長時間労働による過労死が社会問題となる中、広島労働局が広島県内の300あまりの事業所に立ち入り調査を行った結果、30%以上で従業員に違法な長時間労働をさせていたことが分かり、広島労働局ではこれらの事業所に是正を勧告した。広島労働局では16年11月、長時間労働が行われていると通報があるなどした県内326の事業所を対象に集中的に立ち入り調査を行った。

その結果、全体の31%にあたる102の事業所で労使間の「36協定」で定めた労働時間を超えるなど、従業員に違法な長時間労働をさせていたことが分かったという。この中には、国が労災認定の基準とし「過労死ライン」と呼ばれる月80時間を超えて残業をした従業員がいる事業所が62カ所あり、このうち3カ所では残業時間が月200時間以上にものぼっていたという。

業種別では、製造業が最も多い38、運輸・交通業が26、卸小売りなどの商業と建設業がそれぞれ10などとなっている。このほか、今回の調査では12の事業所で残業代の未払いも見つかるなどし、労働局ではこれらの法令違反について是正を勧告したという。広島労働局は「本社への監督指導も行ったり、改善がみられないときは企業名の公表も積極的に行うなど取り組みをさらに強化したい」と話した。(NHK広島)


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西武運輸が労働基準法違反の疑いで書類送検

広島県の運送会社がトラックの運転手に違法な残業をさせていたとして、山口労働基準監督署はこの運送会社などを労働基準法違反の疑いで書類送検した。書類送検されたのは、福山市に本社がある運送会社の西部運輸と、山口市にある西部運輸山口支店の60歳の支店長。

山口労働基準監督署は、西部運輸の山口支店に勤務する40歳の運転手が16年8月、大型トラックを運転中に静岡県内の東名高速道路で意識を失って中央分離帯に衝突し、その後死亡した事故を受けて調べたところ、この運転手は事故までのおよそ4カ月の間に法律で定められている7時間を超える違法な残業を32回していたことがわかったという。

また、1回の労働時間が23時間におよぶことも確認したという。このため山口労働基準監督署は3月23日、西部運輸と山口支店の支店長を労働基準法違反の疑いで山口地方検察庁に書類送検した。これについて西部運輸は「真しに受け止めている。労働時間の短縮に向け努力していきたい」と話している。(NHK広島)



福山市 西武運輸

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