西武運輸が労働基準法違反の疑いで書類送検

広島県の運送会社がトラックの運転手に違法な残業をさせていたとして、山口労働基準監督署はこの運送会社などを労働基準法違反の疑いで書類送検した。書類送検されたのは、福山市に本社がある運送会社の西部運輸と、山口市にある西部運輸山口支店の60歳の支店長。

山口労働基準監督署は、西部運輸の山口支店に勤務する40歳の運転手が16年8月、大型トラックを運転中に静岡県内の東名高速道路で意識を失って中央分離帯に衝突し、その後死亡した事故を受けて調べたところ、この運転手は事故までのおよそ4カ月の間に法律で定められている7時間を超える違法な残業を32回していたことがわかったという。

また、1回の労働時間が23時間におよぶことも確認したという。このため山口労働基準監督署は3月23日、西部運輸と山口支店の支店長を労働基準法違反の疑いで山口地方検察庁に書類送検した。これについて西部運輸は「真しに受け止めている。労働時間の短縮に向け努力していきたい」と話している。(NHK広島)



福山市 西武運輸

鯉城共同サービスセンターを賃金不払いで書類送検

3月7日、広島中央労働基準監督署は、広島市中区大手町の保険業鯉城共同サービスセンターと同社の社長男性(48)を最低賃金法違反の疑いで書類送検した。調べては、鯉城共同サービスセンターは2015年12月から16年2月まで、社員10人に県最低賃金(当時769円)の賃金を支払わなかった疑い。不払い額は計337万9096円。同署によると同社は既に事業を停止しているという。(中国)

株式会社ジェイジェイが長時間労働強制で書類送検

広島市の三菱重工業の敷地内にある工場で従業員に違法な長時間労働をさせていたとして、広島中央労働基準監督署は2月27日、愛知県に本社がある部品メーカーと工場の労務管理の責任者を労働基準法違反の疑いで書類送検した。書類送検されたのは、愛知県北名古屋市に本社がある部品メーカー「株式会社ジェイジェイ」と、広島市中区江波沖町の三菱重工業広島製作所の敷地内にある工場の労務管理の責任者2人。

広島中央労働基準監督署によると、この会社では一昨年4月から去年10月にかけて、航空機部品の組み立てを担当する従業員のべ26人に対し、労使の取り決めの上限である1カ月45時間を超えて違法な長時間労働をさせていたという。月80時間を超える残業は「過労死ライン」と呼ばれているが、中にはこの倍に近い1カ月で150時間以上の長時間労働をさせられていた従業員もいたという。

労基署によると、今のところ心身の健康を害した従業員はいないという。労基署では1年以上前から指導などを繰り返し行ってきたが是正されなかったことから、書類送検に踏み切ったとしている。株式会社ジェイジェイは「大変厳粛に受け止めております。今後は社として長時間労働を看過することがないよう、事業活動を行っていきます」としている。(NHK広島)



広島市 ジェイジェイ

外国人技能実習生失踪数が190人

2016年に広島県内で190人の技能実習生が失踪していたことが2月25日、広島県警のまとめで分かった。この10年間では計1200人を超えるという。近年はインターネットで、より高待遇の職場を探し、実習先からいなくなるケースが多いとみられる。

広島県警や法務省によると、県内の技能実習生は16年6月末現在、1万1520人。このうち190人が実習先から姿を消した。ピークの15年に比べ31人少ないものの、この3年間は200人前後で高止まりしている。警察署に届けがないケースも含めると、実態はより多い可能性がある。

国籍別でみると、中国が最多で82人、ベトナム70人、ミャンマー13人、インドネシアとカンボジアがそれぞれ9人。

広島労働局によると、15年、広島県内で実習生を受け入れている事業所への立ち入り調査で、376事業所のうち、74.5%(全国平均71.4%)に当たる280事業所で、安全基準や労働時間などの法令違反があった。この5年間で違反率は減少傾向だが、賃金不払いが依然として目立つという。

県警は失踪の原因として、「働き口に関する情報がネットにあふれ、勧誘するブローカーが介在する可能性もある」とみる。不法残留や不法就労など違法行為につながる恐れがあると警戒する。(中国)

呉の「グリーンピアせとうち」経営難で給料未払い発生

呉市安浦町の大型保養施設「グリーンピアせとうち」を指定管理する同町の「ゆうとぴあセトウチ」が、経営難に陥っているという。同社の関係者によると、大半の従業員に対して給料の未払いが発生。近年は施設が老朽化し、利用客は減少傾向だった。同社は「資金調達をしながら運営を続け、未払いの解消に努める」とする。

同社の関係者によると、同施設で働く社員やパートたちは約60人。大半の従業員に対し、16年11月から3~4カ月にわたって給料が支払われていないという。ある従業員は「家賃の支払いが滞り、いつ追い出されてもおかしくない状況。未払いが原因で辞めた人もいる」と話す。

フロントや調理場などを兼務し、休憩なしに午前6時~午後10時ごろまで働く従業員もいる。別の従業員も「貯金を切り崩しながら生活をしていたが底を突いた。労働条件は厳しい」と明かす。

関係者によると、累積赤字は2億円を超える。従業員への給料の未払いは計約1400万円に上る。給料以外に電気代などの未払いもあるという。

同社は2005年10月以降、指定管理者として施設を運営。同社は市を相手取り、過大に支払ったとする水道料金の返還などを求めて訴訟を起こしている。

伊藤健士社長は「給料の支払いが一部遅れているのは事実」と認めた上で、「市が水道料金の過払いの精算を早急にしていれば、未払いは発生しなかった。3月以降も団体客などの予約があり、運営を続け混乱を避けたい」と主張する。

市と同社の指定管理契約は18年3月まで。給料未払いを把握する市は、適切に従業員に説明、対応するよう繰り返し指導してきた。市産業部の種村隆部長は「今後について事業者と協議を重ねていく」と話している。(中国)


呉市がリニューアル工事しなかったため損害が出たと市を提訴

呉市が施設のリニューアル工事をしなかったために修繕費の支出を余儀なくされたなどとして、呉市安浦町の大型保養施設「グリーンピアせとうち」を指定管理する同町の「ゆうとぴあセトウチ」が、市に約5億800万円の支払いを求めて広島地裁呉支部に提訴した。訴状などによると、同社はこれまで払った固定負担金を積み立ててリニューアル工事をする義務が市にあったと指摘。「市は工事を行うべき義務を負っているにもかかわらず、指定管理契約を締結して以来、一度も行わなかった」と主張する。市が工事をしていれば支出する必要がなかった修繕費や固定負担金の支払いを求めている。(中国)






グリーンピアせとうち


グリーンピア せとうち


昔の「グリーンピアせとうち」(グリーンピア安浦)
グリーンピア安浦

面接官バカ語録集

広島市西区の商工センターに大型の商業施設がこの春オープンするのを前に、2000人の従業員の採用を目指した面接会が開かれたという。面接会は、スーパーを展開するイズミが広島市西区の商工センターに大型の複合商業施設「LECT」をオープンするのを前に建設地の近くで開いた。


面接というのは、会社側が求める人材に適合しているか、確かめる場であるから、いろいろな質問を就職希望者に投げかける。面接官も時には惰性でバカバカしい質問をしたり、チェックシートを見ながらお決まりの質問をしたりする。これは面接官に人材採用の能力が無いから下らない質問になってしまうと推測される。そこで、過去にいろいろな会社で面接を受けたとき、何とも言えない脱力感と下らなさ、さらに不信感を持ったことがあるので、その一部を並べてみたい。


【面接官バカ語録集】

・誰にも負けないと思うものはありますか

・誰とでも上手くやっていけますか

・生みの苦しみを一緒に分かち合おう

・血液型は何ですか

・長所と短所を教えてください

・だからぁ・・・

・わしゃあ説教するんじゃ

・公務員が嫌いでのぉ

・住んでいる所の家賃はいくらですか

・お金はつまんでいませんか

・履歴書の顏写真では分かりにくいので、ここで顔写真を撮らせてください

・小学校はどこでしたか

・明日から来れるか

・身元保証人が2人必要です

・退職した会社に在籍確認の電話をさせてください

・全国転勤が1年から2年ごとにあるかも知れません。転勤に伴う費用は会社から出ませんし、給料も多く出せませんが、いくら給料があれば勤められますか


長時間運転強要で福山のトラック業者「モリト商会」を処分

1月31日、中国運輸局は運転手に長時間運転をさていたなどとして福山市箕島町のトラック事業者モリト商会を1月31日から3月1日まで30日間の事業停止処分にした。3月2日から3月21日までトラック2台の使用も停止させる。運輸局によると、16年9月までに15人の運転手のうち半数以上について、国が定める1日当たりの労働時間や連続運転時間の上限を超える勤務をさせていた。また、健康診断や乗務前後の点呼などにも不備があった。2015年に広島労働局の通報を受け、広島運輸支局が15年9月に監査した。運輸局は荷主に対しても過労運転防止に協力するよう文書で要請した。(中国)

「火曜サプライズ」で紹介された広島の柑橘屋が賃金不払いで書類送検されていた

16年11月22日に日本テレビ系列で放送された「火曜サプライズ」で、広島市内で営業しているお店が紹介された。このお店は”はっさく大福”を売りにした三原市に本社を置く和菓子業者が運営しているが、この会社が何と、従業員への賃金不払いで1月20日に書類送検されていた。調べてみると、創業間もない会社だった。


三原労働基準監督署は、三原市糸崎8丁目の和菓子メーカー「柑橘屋」と同社社長男性(58)、共同経営者男性(53)を最低賃金法違反(賃金不払い)と家内労働法違反(工賃不払い)の疑いで書類送検した。三原労働基準監督署の調べでは、16年2月~6月、従業員18人に広島県の最低賃金以上の賃金を支払わなかった疑い。不払い額は計251万2687円。また、かんきつ類の皮むきなどを委託していた家内労働者4人に対し、16年1月~5月分の工賃計28万9千円を支払わなかった疑い。(中国)



火曜サプライズ 柑橘屋


実は、この会社の問題を書いてほしいとメールが来た。調べたところTwitterに出ていた。


はっさく大福 柑橘屋 賃金不払い

広島銀行がパソコン使用制限で働きやすくする?

広島銀行が電通の女性社員の長時間労働による自殺におののいたのか、突然、勤務時間の短縮を言い出した。やっぱり人が死んで社会問題化しないと社会は変わらない。それも電通という大企業でまだ20代の学生上がりだったのが、相当効いている。また、近年のネット社会の台頭で、事件が一気に拡散しやすい。ちなみに昔、自分が勤めていた会社の社員がビルから飛び降りて死んだことは、ほとんど報じられていない。全国的に名もない会社だと、マスコミの扱いも小さく、社会の関心も小さいから不公平だ。

ついてに言うと、「広銀よ、今さら何を?」と言いたい。広銀の業績をみると、この数年間は上昇しているから余裕もあるからだろう。しかし、リーマンショックの時代、不良債権の回収と本部からのパワハラでクタクタになって去って行った知人がいたのだ。本当に、何を今さらだ。

もっと言うと、パソコン使用制限で勤務時間を減らすなど、まったく他人行儀で無頓着。このようなときは、支店長クラスの人間が部下社員に対して「早く帰れ!」と言えば済むこと。会社は上層部が変わらなければ意味がない。そんな会社にも居たからよく分かる。さらに言えば、残業が多い支店にはペナルティを課すぐらいでないと改善はしない。もちろんタイムカードをちゃんと自分で打刻して、しっかり管理されていればの話だ。


広島銀行(広島市中区)が従業員に早帰りを促すため、本部や支店の業務用のパソコンを夜の一定の時刻以降、使えなくするシステムを導入するという。12月20日に運用を始め、ほぼ全従業員の約5千人が対象になる。長時間労働が社会問題化する中、残業を減らして、働きやすい環境を整える。

時間によってパソコンの使用の制限を設けるシステムは全国大手のビール会社など一部で導入例があるが、広島労働局は「広島県内では聞いたことがない」としている。

広島銀行の業務用パソコンは、従業員がログインしなければ使えない仕組み。新システムは一定の時刻が来ると自動でログアウトになる。その時刻については、日によって支店は午後6時~8時、本部は6~10時の間で設定する。特に早帰り運動をしている水曜は、時刻を早める。ログアウトの10分前には、データの保存を呼び掛けける警告を各パソコンの画面に表示する。翌日の午前7時までログインできない。営業時間が午前9時~午後3時でない支店は除く。制限された時間帯にどうしてもパソコンを使う必要がある場合は、人事総務部に申請する。

勤務時間を減らすとともに業務を効率化し、子育て中の女性たちが第一線で活躍しやすいよう環境を整える狙いもあり、広島銀行は「時間外労働を前提としない働き方に変え、プライベートの生活と両立できるよう生産性を高めていく」としている。

勤務時間を強制的に短くしても、仕事量がそのままでは従業員に大きな負担が残るとみて、仕事内容も見直す。従業員に毎月報告を求めてきた目標管理をやめるなど、長年続けてきた慣習にも踏み込む。(中国)




広島銀行

エルハウス、エルホームが賃金不払いで書類送検

11月25日、広島中央労働基準監督署は広島市西区庚午中、建設業エルハウスと社長男性(64)、関連会社の西区楠木町、建設業エルホームと社長男性(40)を、最低賃金法違反(賃金不払い)の疑いで書類送検した。調べでは、エルハウスは2015年7月、8月、社員4人に県最低賃金以上の賃金を支払わなかった疑い。不払い額は計72万円。エルホームは15年10月〜16年4月、社員4人に県最低賃金以上の賃金を支払わなかった疑い。不払い額は計268万4330円。同署によると、両社とも既に事業を停止しているという。(中国)