「平尾受刑者です」いたずら電話発生

愛媛県の刑務所施設から受刑者の男が脱走し、尾道市の向島に潜伏しているとみられる事件は、有力な手がかりがないまま、発生から18日目となった。尾道市の向島や岩子島では、広島と愛媛の両県警あわせて462人態勢で、島内全域の空き家などを中心に平尾龍磨容疑者を捜索している。

4月10日に、車上荒らしの被害があった現場から平尾容疑者の指紋やDNAが検出されて以降、容疑者の足取りはわかってい無い。警察にはこれまでに、あわせて300件以上の不審者情報が寄せられているが、未だ有力な手がかりにつながっていない。

一方、昨日夜には尾道警察署に平尾容疑者をかたる悪質な電話もあり、警察は、いたずら電話はやめるよう呼びかけていいる。(TSS)


向島捜索・地元消防団員310人加わるが成果なし

愛媛県今治市の刑務所施設から受刑者が逃走した事件は、4月22日で発生から2週間となった。潜伏先とみられる尾道市向島では、警察の捜索とともに消防団のメンバーが大規模な空き家のパトロールを始めた。集まった消防団員は尾道市全域から約310人。難航する警察による捜索の中、地元の住人から何かできることはないかと名乗りをあげたという。パトロールは島内に住む団員をリーダーに5人ほどのグループに別れ、防火の観点から空き家を中心にきちんと施錠されているか?ガス漏れがないか?などを確認。不審な状況があれば警察と連携して対処することにしている。(TSS)




尾道市向島 消防団


尾道市向島 空き家捜索

潮の流れが止まる時なら尾道水道泳いで渡れる

松山刑務所の受刑者が逃走して13日目。平尾龍磨容疑者(27)が尾道市向島にいるという痕跡は4月10日以降、確認されていない状況。そうした中、向島の住民からはこんな声も聞かれたという。

「泳いで(島外に)渡ったんじゃないかという人もいる。漁師さんは泳いだら渡れると言っていた」(住民)

本州と向島を隔てるのが「尾道水道」。かなり近い印象があるという。最も近い場所では200メートルに満たない距離だが、川のように流れが速いことで知られている。ところが、

「ちょうど潮の干満で満潮になったので1時間ほど潮が止まる」「満潮と干潮を繰り返す海には原則として一日に2回、潮の流れがぴたりと止まる時間が存在する」「今だったら少々泳げる人はすぐ行けます」「このぐらいの距離なら島の子だったら子供のころは平気で泳ぐ」(住民)

ここはかつて、島の子供たちの遊び場だったという。(TSS)




平尾受刑者 尾道水道

尾道のボウズ頭男たちが平尾受刑者と間違われて迷惑中

愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者の平尾龍磨容疑者(27)が脱走した事件で、潜伏先とみられる広島県尾道市の向島以外からも、同容疑者に似たとする不審者情報が複数寄せられている。ただ、有力情報はなく、広島、愛媛両県警は4月19日も引き続き向島を重点的に捜索した。

捜査関係者によると、平尾容疑者の脱走後、広島県内の複数の住民から「(平尾容疑者に)よく似た人物がいる」などの情報提供があった。しかし別人だったり、情報が曖昧で特定に至らなかったりしている。

広島県警は、向島に捜査員を集中的に投入する一方、島外で発生した空き巣や車上荒らしの現場で採取した指紋なども平尾容疑者のものと照合。あらゆる可能性を視野に行方を捜している。(産経)

平尾受刑者大胆!週刊誌記者の車から5万円盗む?→トイレに忘れていた

4月18日夜、愛媛県の刑務所から脱走した受刑者が潜伏しているとみられる広島県尾道市の向島で、車上荒らしがあり、5万円が盗まれた。警察によると18日午後7時頃、広島県尾道市向島の向東小学校前に止めていた車から、現金5万円入りの財布が盗まれた。被害にあったのは東京の男性の週刊誌記者で、車を止めて取材中、被害に遭ったという。

記者によると、車を離れていた5分ほどの間に、帽子をかぶり、水色の長袖シャツと長靴のようなものを履いた男が車をのぞいていたという。平尾龍磨受刑者が潜んでいるとみられる向島では、4月13日、住宅から水色の長袖のポロシャツが盗まれる被害が起きている。(NNN)


前夜の盗難騒動は関連なし

前の晩「車から財布が盗まれた」と届け出があった件については関連はないと判断したという。18日夜、「停めてあった車の中から現金などが入った財布が盗まれた」と警察に届け出があった。警察が調べていたところ、19日朝になって港にあるトイレの中で発見された。中身の現金やカード類はそのまま残されていて、警察では平尾受刑者との関連はないと判断した。(RCC)





向島 週刊誌記者 車上荒らし被害

”忍者平尾受刑者”172件の不審者情報をものともせず

愛媛県の刑務所施設から受刑者の男が脱走し、尾道市の向島に潜伏しているとみられる事件は、発生から9日目を迎えたが、男の行方は分かっておらず捜索は難航している。尾道市の向島では発生から2度目の月曜日を迎え、4月16日朝は広島と愛媛の両県警あわせて650人態勢で平尾龍磨容疑者(27)の行方を追っている。

15日までの捜索で警察は延べ6600人を投入、あわせて172件の不審者情報も確認しているが、未だ有力な手がかりはつかめていない。これまでに向島北東部の向東町で、現金や衣類などが盗まれる被害が7件あり、そのうち2件で平尾容疑者の指紋が見つかっている。警察は、島内に1100件以上ある空き屋の捜索もあわせて進めているが、立ち入りには持ち主の許可が必要なため手間取っていて捜索は難航している。(TSS)




向島 画像

逃走本能が目覚めた”かくれんぼのプロ”逃げ続ける平尾受刑者はどこにいる?

今治市の松山刑務所大井造船作業場から平尾龍磨受刑者(27)が脱走してから、4月15日で1週間が経過した。広島、愛媛両県警は4月13日に約1200人態勢で、潜伏先とみられる広島県尾道市の向島全域の捜索を行ったが、逃げ続ける平尾受刑者はまた見つかっていない。

捜索を難しくしている理由として、向島は山林が多く、1000軒もの空き家があるため、身を隠す場所も多いと言われる。さらに屋内の探索には所有者や管理者の許可が必要であるが、中には所有者が亡くなって管理者が不明の物件もあり、持ち主を特定するために時間がかかっているという。



広島県向島



刑期をあと2年ほどで終えることになっていた平尾受刑者だが、なぜリスクを犯してまで刑務所を脱走したのだろうか。

テレビ報道では、平尾受刑者がかわいがっていた妹が事故を起こしたことに心配して脱走したのかも知れないと言っていた。また、刑務所で2度ほど怒られたからだという話もあったりする。しかし、そんな事で普通、脱走するのだろうか。いや、普通の感覚を持っている人間だったら、そもそも窃盗で刑務所に入らないだろう。

平尾受刑者は2013年にも窃盗の罪で逮捕されている。福岡県の理髪店など、閉店後の店舗に侵入し金銭を窃盗。福岡、佐賀、熊本などで金庫破り、車上荒らしなど、120件以上の犯罪歴があるという。総被害額は約400万円にもなったが、その時も、山林などで逃げ回ったという。

逃走本能が目覚めた?

平尾受刑者は、たぶんじっとしているのが苦手なタイプだろう。このタイプは人の言う事や社会のルールに従うことを嫌う。そして、スリルを味わう事が好きだ。たぶん子どもの頃は、忍者もののマンガやSF系の映画などを好んで見ていたのだろう。さらに平尾受刑者の体型が身長173センチでやせ型だから、山林を走り回ったり、飛び跳ねたりするにはベストだ。

平尾受刑者は「逃走本能」にスイッチが入り目覚めたのだ。4月という温暖な時期は、すでに考えていたのかもしれない。

平尾受刑者はどこにいる?

子どもの頃にかくれんぼや鬼ごっこをした経験のある人は、およそ見当がつきそうだが、しかし平尾受刑者は「逃走のプロ」である。「ハイレベルなかくれんぼ技術」が要求される。

その1
警察が捜索で空き家に踏み込んで行くのはいいが、「縁の下」や「屋根裏」まで見ているのだろうか。畳や床をはぐって見ているのだろうか。

その2
穴倉を掘って潜んでいるかも知れない。木々などを全てかき分けて見ているのだろうか。

その3
まさか、木の上に「巣」をつくって生活しているのだろうか。木の上も見ているのだろうか。


ここの展望台に立ったら、平尾受刑者の事を思い出そう。この景色の向こうが松山刑務所大井造船作業場だ。そして、受刑者は今日もこの「しまなみ海道」を利用して脱走するのだ。



しまなみ海道 今治

塀のない松山刑務所は開設以来20人が脱走していた

4月8日夜に受刑者の逃走事件が起きた今治市大西町新町の松山刑務所大井造船作業場は、全国的にも珍しい「塀のない刑務所」として知られ、一定の条件を満たした受刑者が一般作業員と一緒に造船作業を行うなど更生の道を歩んでいるという。一方で1961年の開設以来、今回を含め20人が脱走。逃走中に事件を起こしたケースもあり、地域に少なからず不安を与えてきた。

松山刑務所などによると、同作業場の受刑者の寮には高い塀や鉄格子がない。通常は職員13人体制だが、脱走事件が起きた8日は休日で、受刑者20人に職員5人で対応していた。夕食後の午後7時、談話室でテレビを見るためほとんどの受刑者が集まる中、平尾受刑者の姿がなかったことから逃走が発覚。刑務所は、ほかの受刑者が協力した形跡はないとしている。
 
大井造船作業場では1994年、逃げた受刑者が女子大生を車で連れ去り、殴って重傷を負わせた逮捕監禁致傷容疑などで指名手配され、約4カ月後に宮崎県で逮捕された。2016年には受刑者が一時所在不明になり、寮の屋上で発見される騒ぎもあった。

今回の逃走事件を受け、法務省は職員を派遣し原因調査。省内に「保安警備・処遇検討委員会」(約20人)を設置した。委員会は、監視カメラなどの保安警備システムの監視体制、受刑者の心情把握などの処遇体制、同種事故の再発防止策、その他の保安警備上の問題点の4点を検討する。(愛媛)

受刑者脱走で「グラン・ツール・せとうち2018」中止

愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者の平尾龍磨容疑者(27)が脱走した事件を受け、4月14、15日に予定されていた自転車イベント「グラン・ツール・せとうち2018」を中止したと、主催者の広島テレビ放送が14日発表した。

コースとなっていた広島県尾道市・向島に、4月8日夜に脱走した平尾容疑者が潜伏しているとみられ、不測の事態や警察の捜索が続いていることなどを考慮した。約1800人が参加予定だった。

イベントは尾道市と今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)とその周辺を自転車で巡る。(共同)

検問の向島が大渋滞10メートル進むのに1時間

愛媛県今治市の松山刑務所の大井造船作業場から受刑者の平尾龍磨容疑者(27)が逃走した事件で、同容疑者が潜伏しているとみられる尾道市の向島では警察の検問などにより、渋滞が多発している。路線バスはルートを変更、通院などにも影響が出ている。

警察は連日、尾道大橋近くの国道317号で検問を実施。長い時は2キロ以上の渋滞が発生している。市中心部の眼科に向かう向島町の女性(72)は「2時間近く待っており本当に困るが、捕まえるためには仕方がない」と早期解決を願っていた。

島内の路線バスはダイヤが大幅に乱れた。運行するおのみちバスは「10メートル進むのに1時間かかることもある」と説明する。市中心部と島を結ぶ路線は向島には降りずに瀬戸内海しまなみ海道を通るなど、ルートを変更した。(中国)