矢野容疑者が死亡する前に消去した57枚の画像を復元

2009年、島根県の女子大生平岡都さんが殺害され死体が遺棄された事件で、合同捜査本部などによると、関係先から入手した矢野容疑者のデジタルカメラやUSBメモリーについて、今年10月28日にUSBメモリー、11月22日にデジタルカメラを入手した。画像は矢野容疑者が死亡する前に消去していたが、捜査本部が復元した。

画像を確認すると、平岡さんの遺体や文化包丁、写真撮影する矢野容疑者の足の指が写った画像が57枚見つかった。遺体の首には手で絞められたような痕もあり、容疑者と死因を特定する決め手になった。約1時間半の間に自宅で撮影されていたという。(中国)

島根女子大生殺害死体バラバラ犯人「矢野富栄」顔写真公開で書類送検

島根県立大1年生だった平岡都さん=当時(19)=が2009年に行方不明となり、広島県の山中で切断された遺体が見つかった事件で、島根、広島両県警合同捜査本部は12月20日、殺人と死体遺棄・損壊容疑で、事件直後に交通事故死した島根県益田市、会社員矢野富栄容疑者=当時(33)=を容疑者死亡のまま書類送検した。

平岡さんは09年10月26日夜、島根県浜田市内でアルバイトを終えた後に行方不明となり、同年11月6日に広島県北広島町にある臥竜山の山中で遺体が見つかった。矢野容疑者は2日後の同8日、山口県美祢市の中国自動車道下り線でガードレールに激突する単独事故を起こし、車に同乗していた50代の母親と共に死亡した。

矢野容疑者の関係先から押収したデジタルカメラやUSBメモリーには、平岡さんの遺体や、遺体の損壊に使ったとみられる包丁の画像があり、当時住んでいた益田市の自宅で撮影されたと判明した。殺害場所は特定できていないが、遺体の写真には首を絞められた痕があった。

送検容疑は、同10月26日夜から27日未明にかけ、浜田、益田両市周辺で、平岡さんを窒息死させ、11月6日までに自宅で遺体を損壊し、臥竜山に遺棄した疑い。

捜査本部によると、素行不良者を洗い直したり、浜田市内の車の通行履歴を詳しく調べたりした結果、矢野容疑者が浮上した。

平岡さんとの接点を示すものはなかった。捜査本部は帰宅途中の平岡さんを連れ去り、殺害などに及んだとみている。 (時事)




矢野富栄

【島根女子大生死体遺棄】頭部を切断した画像も見つかる

2009年、広島県北広島町の臥龍山で島根県立大1年の平岡都さん(当時19)が遺体で見つかった事件で、島根、広島両県警が書類送検する益田市の当時30代の会社員男のカメラなどに、平岡さんが頭部を切断される前後の写真が記録されていたことが分かったという。画像には刃物も写っており、捜査本部は男が遺体を損壊したことを示す有力な証拠とみている。

捜査関係者によると、今年秋ごろ、男の遺品から発見し、押収したデジタルカメラなどを解析したところ、男が自宅の風呂場と室内で撮影した平岡さんの画像が複数枚見つかり、頭部の切断前後の画像も含まれていた。一部に、包丁のような刃物も写り込んでいた。(中国)

【島根女子大生死体遺棄事件】死亡の男は過去に強制わいせつで実刑判決を受けていた。

7年前、島根県浜田市で女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、関与した疑いがもたれている男が、事件の5年前に九州や東京で3つの強制わいせつ事件に関わったとして、実刑判決を受けていたことが新たに分かった。

男は事件の5年前の平成16年に北九州市や東京・杉並区で、面識のない女性に刃物を突きつけ、わいせつな行為をしようとしてけがをさせるなど、3つの事件で懲役3年6ケ月の実刑判決を受けていたことが分かった。

今年、警察が性犯罪の逮捕歴などのある人物について、捜査の対象を広げて洗い出しを進めた結果、夏ごろになって浮かんだという。その後の調べで事件当時、浜田市に隣接する島根県益田市に住んでいたことや、事件の前後に、女子大学生が行方不明になった浜田市の現場の周辺を、男の車が通行していたことが分かったという。

そして、関係先から女子大学生の画像のデータが見つかり、解析した結果、死亡したあと、男が当時の自宅の風呂場で撮影していたことが分かったという。警察は女子大学生を連れ去り、殺害した容疑が固まったとして、20日に殺人などの疑いで書類送検する方針。(NHK広島)

【島根女子大生殺害遺棄】益田市に住んでいた男の遺品(パソコン・デジカメ)から今秋(16年)画像を確認

広島県北広島町の臥龍山で2009年、島根県立大1年平岡都さん(当時19)の遺体が見つかった事件で、島根、広島両県警の合同捜査本部が殺人や死体遺棄の疑いで書類送検する益田市の当時30代の会社員の男は、捜査本部が素行不良者を対象に広域で不審人物の割り出しを進める中、今年(16年)に入り浮上、秋ごろに男のカメラなどで平岡さんの画像を確認し、事件への関与が濃厚となったという。男は事件後に交通事故で死亡。捜査本部は12月20日、男を類送検する。

平岡さんは、2009年10月26日午後9時16分ごろ、浜田市内のショッピングセンターでのアルバイトを終えた後、連絡が途絶えた。退店後の足取りは分からず、遺棄現場から犯人のDNAなども検出できず、捜査は難航。捜査本部は北広島町や浜田市で素行不良者をリストアップし、当日の行動などの確認を進めていた。

捜査関係者などによると、今年(16年)に入って捜査の網を大幅に広げ、事件当時、益田市の借家に暮らしていた男が浮かんだ。男は営業関係の仕事に就き、島根県西部を担当していた。

ところが、平岡さんの遺体発見の新聞報道などがあった同年11月7日の翌日の8日、美祢市内の中国自動車道下り線で乗用車を運転中、ガードレールに衝突するなどして炎上。助手席にいた母親とともに焼死体で発見されていたことが分かった。

捜査関係者によると、男が暮らしていた借家を調べたが、室内から被害者の遺留物は検出されなかった。しかし、男の遺品のデジタルカメラなどに、退店後の平岡さんが写った画像が残っているのを今秋ごろに確認。さらに事件後、友人に「大変なことをしてしまった」と漏らしていたことも分かった。平岡さんとの交友関係はなかったという。

捜査幹部は、「10月ごろから急転直下で動いた。捜査を継続したからこそ、たどり着けた」と話した。(中国)



男はソーラーパネルの営業、山陰中央新報は借家の家宅捜査でパソコンから画像を発見と報道

難事件の扉が開いたのは今夏(16年)だった。島根、広島両県警合同捜査本部の捜査員が、Nシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)で不審車両を見つけた。ナンバーを確認して所有者を調べる「車当たり」。たどり着いたのが発生当時、益田市に住んでいた男だった。

警察関係者によると、男は通過記録が残る路線をほとんど通らず、裏道を走っていたという。「写っていたのは、ほんの数カ所だった」と明かした。

遺体が遺棄された臥龍山(標高1223メートル)がある広島県北広島町は、浜田市と益田市に接している。犯人像について捜査本部は土地勘がある人物と断定。

男はソーラーパネル会社の営業担当で、警察関係者は「浜田市に土地勘があった。臥龍山も知っていたはずだ」とうなずいた。

だが、男は事件発覚直後の09年11月8日、山口県内の中国横断自動車道で単独交通事故を起こして死亡していた。捜査本部は、一握りの限られた人数で慎重に裏付けを進めた。男が住んでいた益田市の借家を家宅捜査。パソコンから行方不明後に撮影された平岡さんの写真などを見つけ、捜査が一気に進展した。関係者は「被害者と容疑者を結び付ける決め手となる物証があった」と述べた。(山陰中央新報)


男の素性

事件への関与が疑われている男の実家は山口県下関市内にあり、近所の人たちによると、家族は4人だったという。男は2009年11月に父親の墓参りの帰りに、山口県内の高速道路で同乗していた母親と事故死したという。実家は米穀店を営んでいたが、数年前に弟が美容院を開店した。現在は店には「一身上の都合で閉店することになりました」との張り紙があった。

事件への関与が疑われる男と北九州市内の高校で同級生だったという男性会社員は「真面目な感じの生徒で、積極的に女子生徒と関わるタイプではなかった。何があったのか分からないが、ただ驚いている」と語った。

男性によると、高校時代の男は特進クラスに所属。柔道の経験者だったようで、授業で1人だけ黒帯だった。防衛大に合格したが、男性が進路を尋ねると「行かない」と話して推薦で九州の国立大に進学したという。

男の実家付近では今年夏ごろ、島根県警の捜査員2人が聞き込みに来た。近所の男性によると、捜査員は「大学生の殺人のことで話を聞きたい。電話帳を入れるビニール袋はあるか」と質問。事件では遺体に付着したポリ袋が見つかり、中国地方で配られたNTT電話帳の配布用と判明した。捜査員は近所の数軒でも同様の質問をしていたという。(毎日)


男が住んでいた益田市内の借家

益田市 男の借家


益田市4

益田市 矢野富栄容疑者 自宅


平岡都さんを殺害した画像データが殺人犯人の周辺から出て来た

平成21年10月に島根県立大1年の平岡都さん=当時(19)=が行方不明となり、広島県の山中で切断された遺体が見つかった事件で、遺体発見後に交通事故で死亡した当時30代の会社員の男の周辺から、行方不明後の平岡さんを写したとみられる画像データが見つかったことが12月17日、捜査関係者への取材で分かったという。

島根・広島両県警合同捜査本部は、男が平岡さん殺害などに関与した疑いが強まったとして、画像データを精査している。12月20日に殺人容疑などで容疑者死亡で書類送検する。

捜査関係者によると、男は事件当時、平岡さんが住む島根県浜田市に隣接する同県益田市に居住していたが、2人に接点はなかったとみられる。遺体が見つかった2日後の21年11月8日、山口県の中国自動車道を走行中に事故を起こし死亡した。

平岡さんは21年10月26日夜、浜田市内のアルバイト先を出た後、行方不明となり、翌11月に広島県北広島町の臥竜山で切断された遺体の一部が見つかった。

司法解剖の結果、平岡さんの顔に複数の殴打痕、首には指の圧迫痕があり、胴体に死後切りつけられた傷や火を付けられた形跡もあった。死因は特定できなかった。22年2月以降は公的懸賞金制度の適用対象になったが、24年に死体損壊・遺棄容疑の公訴時効が成立した。(産経)


中国道で乗用車炎上(2009年)

2009年11月8日午後3時7分頃、山口県美祢市伊佐町奥万倉の中国自動車道下り線を走行中のドライバーから「ボンネットから白煙を上げ、ガードレールにぶつかりながら走っている車を見た」と110番があった。県警高速隊が駆け付けたところ、路側帯で炎上した車を発見し、運転席から男性の焼死体を、車のそばで女性の焼死体を見つけた。

発表によると、目撃情報から女性は助手席に乗っており、車体番号から、車の所有者は山口県下関市の男性とみられる。県警が2人の身元の確認を急いでいる。

下り線の現場手前の左右のガードレールには、乗用車が衝突したとみられる複数の跡があったことから、何らかの原因で乗用車が自損事故を起こし、路側帯に停車して燃えたとみて調べている。現場は下り坂で、緩やかな右カーブ。

この事故で、同自動車道下り線の美祢インターチェンジ(IC)と美祢西IC間が約4時間20分通行止めになった。(読売)


中国道事故死の2人は下関の親子(2009年)

山口県美祢市の中国自動車道下り線で車が炎上した事故で、死亡した2人はDNA型鑑定の結果、同県下関市神田町の会社員、矢野富栄さん(33)と母親の貴美子さん(58)と判明した。県警高速隊が11月10日、明らかにした。

高速隊によると、2人はいずれも焼死。事故は11月8日午後3時すぎ、車がガードレールに3カ所に衝突して炎上した。ブレーキ痕やスリップ痕はなかった。矢野さんは運転席で、貴美子さんは車外で見つかった。(読売新聞)



平岡都 殺害犯人 中国自動車道 事故


山口県 中国道事故


【島根女子大生殺害死体遺棄事件】犯人は死亡していたという結末

7年前の平成21年、島根県浜田市で当時19歳の女子大学生の行方がわからなくなり、広島県の山で遺体の一部が見つかった事件で、警察は遺体が見つかった2日後、高速道路の事故で死亡した当時30代の男が事件に関わったとして、殺人などの疑いで書類送検する方針だという。

平成21年10月、島根県浜田市で島根県立大学1年だった平岡都さん(当時19歳)が、アルバイトを終えたあと行方がわからなくなり、11日後、およそ25キロ離れた広島県北広島町の臥龍山の山頂付近で、切断された遺体の一部が見つかった。警察は平岡さんが、ほかの場所で殺害されたあと、車で遺体が山に運ばれ、遺棄されたとみて、殺人などの疑いで捜査を進めていた。

警察によると、遺体が見つかった2日後、山口県内の中国自動車道で起きた事故で死亡した当時30代の会社員の男が事件に関わった疑いがあることがわかり、関係先を捜索したところ、デジタルカメラなどに、行方が分からなくなった後の平岡さんの画像のデータが残されていたという。男は乗用車で、中国自動車道を走行中に道路脇のガードレールなどに衝突し、男と一緒に乗っていた当時50代の母親の2人が死亡したという。警察は、男が事件に関わったとして、殺人などの疑いで書類送検する方針。(NHK広島)

島根女子大生バラバラ殺人事件(2009年)


島根女子大生殺害事件


「大変なことをした」犯人が周囲に漏らす

捜査関係者によると、平岡さんの遺体が見つかった2日後、山口県内の高速道路で交通事故で死亡した当時30代の会社員の男の遺品から、行方不明になった後の平岡さんを撮影した画像のデータが見つかった件で、男は生前、周囲に「大変なことをした」などと漏らしていたという。(TBS)




島根女子大生殺害 山口県死亡事故


島根女子大生殺害犯人 山口県で死亡事故


島根女子大生殺人事件 益田市 浜田市


平岡都さん殺害犯人 死亡事故

島根女子大生遺棄事件で捜査本部が新たな画像を公開

平成21年に島根県立大1年の平岡都さん=当時(19)=が行方不明になり、広島県の山中で遺体の一部が見つかった事件は、10月26日で発生から丸6年を迎える。島根・広島両県警合同捜査本部は10月23日、平岡さんが行方不明になる直前に撮影された防犯カメラの画像1点を新たに公開し、情報提供を呼びかけた。

平岡さんは21年10月26日夜、島根県浜田市のアルバイト先のショッピングセンターを出たあと行方が分からなくなり、11月6~19日にかけ、広島県北広島町の臥龍(がりゅう)山で切断された遺体の一部が相次いで見つかった。

合同捜査本部は23日、平岡さんがショッピングセンターのアルバイト先を退出する直前の様子が写った防犯カメラの画像を新たに公開。チラシ7500枚とポスター300枚を新たに製作し配布する。合同捜査本部の画像公開は4点目。

島根県警によると、事件発生以後、両県警で延べ27万人を投入し、現在は110人態勢で捜査。公的懸賞金の対象となった22年2月以降、今年9月末までに1882件の情報が寄せられたが、有力な手がかりは得られていない。

合同捜査本部では、事件当時やそれ以前に浜田市内や臥龍山付近などで撮影された写真や映像の提供を、広く求めている。島根県浜田市の県立大キャンパスでは26日、平岡さんの追悼式が開かれる。(産経)


島根女子大生バラバラ殺人事件(2009年)


島根・広島両県警合同捜査本部が新たに公開した平岡都さんの画像。行方不明になる直前、アルバイト先を退出する際の様子(同捜査本部提供)

島根未解決事件

島根女子大生遺棄事件で不審な白い車を特定

3年前の2009年、広島県北広島町で島根県立大学1年生平岡都さんの遺体が見つかった事件で、当時、平岡さんのアルバイト先周辺で白い乗用車が目撃され、警察が事件への関与を調べているという。捜査関係者によると、目撃された車はトヨタの白い「マークⅡ」で、中でも旧式の車種だという。平岡都さんは、島根県浜田市でアルバイト先のショッピングセンターを出た後、行方がわからなくなった。その後、浜田市の中心部から直線距離で25キロ離れた北広島町の臥龍山(がりゅうざん)で、平岡さんの遺体の一部が見つかった。当時ショッピングセンターの従業員出入り口付近に、セダンタイプの白い乗用車が停まっていたとの目撃情報が、警察に複数寄せられていて、聞き込みの結果車種が特定できたという。(RCC)

島根県警察合同捜査本部では、空き家で平岡さんの死体を切断した可能性があるため、約8000戸の空き家を確認しており、しらみつぶしに調査するという。

臥龍山登山道

北広島町臥龍山で起きた島根女子大生バラバラ殺人事件(2009年)

臥竜山で起きた島根女子大生バラバラ事件でビニール袋は広島県北部で流通していた

2009年、島根県立大学の平岡都さんの遺体が北広島町の山の中から見つかった事件で、遺体に付着していたビニール袋が10年近く前に三次市やその周辺で電話帳を配るのに使われていた袋と同じであることがわかったという。この事件はおととし10月、島根県立大学の平岡都さんが島根県浜田市のアルバイト先を出たまま行方不明となり、その後、北広島町の山の中から遺体の一部が見つかったもの。広島県警と島根県警の合同捜査本部では今年5月、遺体に付着していたビニール片と同じポリエチレン製のビニール袋と表面に赤色のインクで印刷されていた文字を公開し、犯人の遺留品とみて種類や流通経路の特定を進めていた。その結果、インクの成分から2002年頃に広島県内の印刷会社で印刷され、三次市や北広島町などの県北地域や浜田市などの周辺で電話帳を配るのに使われていた袋と同じであることがわかった。合同捜査本部では、人口の多い三次市に拠点を設け袋の詳しい流通経路を調べている。(RCC)


臥龍山バラバラ事件ポリ袋