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知人の自転車に悪さをした呉の大学生に停学処分揺るがず

広島国際大学薬学部(呉市)3年の男子学生(22)が器物損壊容疑で逮捕されたことなどを理由に受けた停学3カ月の処分について、男子学生と父親が「処分の理由には事実誤認がある」などとして大学を運営する学校法人常翔学園(大阪市)に、処分の無効確認と約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10月12日、広島地裁であった。


末永裁判長は、大学が設置した調査委員会の聞き取りで男子学生が事件への関与を認めたと指摘。「(逮捕後の)少年審判でも非行事実として認定されており、処分は適法」とし、事件に関与しておらず処分の理由に当たらないとした原告側の主張を退けた。

判決によると、男子学生は2013年6月、呉市内で同級生たちと知人の自転車のサドルを花火で焼いたとして、器物損壊の疑いで逮捕され、大学は同7月に停学3カ月の処分にした。同9月、広島家裁呉市部は保護観察などの保護処分にする必要がない「不処分」の決定にした。(中国)