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広島好み焼き店夫婦殺害事件

8月7日午前7時20分頃、広島市中区江波二本松の谷口忠男さん(64)方で、近所に住む次男(36)から「両親が血まみれになって倒れている」と110番があった。県警広島中央署は、忠男さんと妻の英子さん(61)の死亡を確認。殺人事件として捜査を始めた。同署によると、谷口さん宅は1階がお好み焼き店、2階が居住部分になっており、2人は2階の別々の部屋で倒れていた。室内に荒らされた様子はなく、玄関の鍵が壊された形跡もなかった。次男は一緒に朝食を食べようと谷口さん宅を訪れ、2人が室内で倒れているのを見つけたという。現場はJR広島駅の南西約5キロ、広島電鉄江波線江波駅近くの広島港に近い静かな住宅地。店の常連だったという男性は谷口さん夫婦について「気さくで人柄の良い夫婦。刺されたなんて信じられない」と話した。(産経)


この事件は、お好み焼き店の2階で、印刷会社役員・谷口忠男さん(64)と妻・英子さん(61)が布団の上で血を流して死亡しているのが発見されたもの。これまでの警察の調べで、2人は刃物で背中など数カ所を刺されていたことがわかった。凶器とみられる包丁が、遺体のそばで見つかっている。この家は、1階は息子2人が経営するお好み焼き店で、2階は谷口さん夫婦の住まいだった。家から金品が奪われた形跡は確認されておらず、広島県警は捜査本部を設置し、殺人事件として捜査している。(テレビ新広島)


捜査関係者によると、この家の1階の玄関付近に血のあとが残っていたという。遺体が発見された時、玄関ドアに鍵がかかっていなかったことなどから、警察では犯人が2人を殺害した後、玄関から逃走したとみて調べている。
司法解剖の結果、谷口さんと英子さんの死因は背中や頭などを刺されたことによる失血死だったことがわかった。死亡推定時刻は7日の午前5時から6時とみられている。2人は1階の台所にあった文化包丁で刺されたとみられているが、捜査関係者によると、谷口さんには十数ヵ所の刺し傷があり、英子さんの上半身にも10ヵ所近くの傷がみられるという。(RCC)



江波2丁目 お好み焼き店

江波二本松 お好み焼き店

広島お好み焼店死亡

広島お好み焼き店殺人事件

広島お好み焼き店 1

広島お好み焼き店 2


広島市中区のお好み焼き店兼自宅で、印刷会社役員の谷口忠男さん=当時(64)=と妻、英子さん=同(61)=が刺殺された事件で、広島県警広島中央署捜査本部は11月19日、殺人の疑いで住所不定、無職、竹中誠司容疑者(24)を逮捕した。竹中容疑者は今年9月、島根県警に詐欺容疑で逮捕され公判中。捜査本部は同日、同署に身柄を移した。逮捕容疑は今年8月7日早朝、谷口さん宅に侵入、2階で寝ていた2人の背中や腕などを何度も刺し、失血死させたとしている。捜査関係者によると現場に残っていた足紋が竹中容疑者のものと一致。谷口さんの携帯電話にも同容疑者との通話記録が残っていた。同容疑者は4月頃、当時勤めていた広島市の通信関係会社の営業で谷口さん宅を数回訪問。事件当時は会社を辞めており、行方が分からなくなっていた。竹中容疑者は9月、不正に入手したクレジットカードを使ってゲーム機を購入した詐欺容疑で逮捕、起訴されていた。(産経)

竹中容疑者は山口市内の高校を卒業後、広島市内の会社に就職。事件当時は無職だった。



竹中容疑者は、この家に住む谷口忠男さんと妻の英子さんを殺害したことについて容疑を認めているという。包丁は1階の台所にあったもので2人は背中や頭など10ヵ所前後を執拗に刺されていて頭には鈍器のようなもので殴られた跡もあったという。捜査関係者によると2階からは犯人のものとみられるはだしの跡が見つかっていて、この足跡の足紋が島根県内の詐欺事件で起訴された竹中容疑者のものと一致したという。竹中容疑者は4月と5月に数回営業の仕事や店の客として現場を訪れていて谷口さんの家族と面識があったという。「当時金が無かった」と供述していることなどから警察は盗み目的の犯行とみて調べを進めている。(RCC)


【死刑求刑被告に無期懲役判決】
2013年3月13日、裁判員裁判の判決で広島地裁の伊名波宏仁裁判長は無期懲役(求刑死刑)を言い渡した。起訴状によると、竹中被告は2011年8月7日午前5時15分ごろ、同市中区のお好み焼き店に侵入。1階台所の包丁を持ち出し、金品を奪う目的で2階の住居部分に上がり、会社役員谷口忠男さん(当時64)と妻の英子さん(同61)の頭や背中を刺して殺害したとされる。竹中被告は公判で「よく覚えていない」と起訴内容を否認。しかし検察側は、現場に残された足跡が竹中被告と一致したことや、犯行を認めた捜査段階の供述などから「犯人なのは明らかだ」と主張していた。一方、弁護側は、捜査段階での自白は誘導によるもので信用性はないと主張。仮に竹中被告が犯人だったとしても、対人関係に困難がある精神障害の影響で、善悪の判断が難しい心神耗弱状態だったなどとして、死刑の回避を求めていた。(朝日)



3年前、広島市中区で起きた夫婦殺害事件の控訴審で広島高裁は、一審の無期懲役を支持し、被告側の控訴を棄却した。竹中誠司被告(26)は、2011年8月、広島市中区のお好み焼き店を兼ねた住宅で、谷口さん夫婦を盗み目的で殺害した罪などに問われ、一審で無期懲役の判決を受けた。その後、被告側だけが控訴し、控訴審で事件当時の記憶がない中作成された自白調書は、信用性に疑いがあるとして無罪を訴えていた。

2月3日の判決公判で広島高裁の木口信之裁判長は、供述調書の内容について、「足紋などの客観的な証拠によって裏付けられていて、内容も自然で無理がない」などと指摘。「無期懲役の一審判決に事実誤認は認められない」として控訴を棄却した。

谷口さんの遺族・次男の実さんは「供述では認めてはいましたけど公判では一転して認めることがなかったですから。2人の命を奪ったことを覚えていないということにするのでは、結局何年服役しても許されるはずがないんですよ。それはわかってもらいたい」と話した。(HOME)