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整備不良の車を貸し出して男性が死亡

広島市東区の自動車整備などを行う会社から貸し出された代車に乗っていた、当時30歳の男性が2014年9月に一酸化炭素中毒により死亡したのは、代車が整備不良の状態にあることを知りながら貸し出したことが原因だとして、警察は会社の専務や販売部長らを業務上過失致死の疑いで書類送検した。

2014年9月24日、広島市安佐北区の中国自動車道のサービスエリアで、当時30歳の男性が軽乗用車の車内で休憩中、一酸化炭素中毒により死亡した。警察によると男性は、広島市東区の自動車整備などを行う会社から、この軽乗用車を代車として貸し出されていたということで警察が原因を捜査していた。

その結果、この会社の専務や当時の店長、それに販売部長の3人が、エンジンの不具合を知らせるランプが点灯する整備不良の状態にあることを知りながら、ランプの上にテープを貼り、男性に告げずに貸し出していたことがわかったという。

警察は24日、3人を業務上過失致死の疑いで、また部下の2人を業務上過失致死に加えて、別の部品の故障を知りながら車検を合格させていた虚偽公文書作成などの疑いで書類送検した。

テープを貼ったのは、貸し出した当日だということで調べに対し販売部長は、「正常な車に交換してほしいと言われると面倒なのでやった」と供述しているという。(NHK広島)


また、警察によると会社は過去に2回、別の利用者からエンジン異常を知らせる警告灯がついていると指摘されたにも関わらず、販売部長(60)がランプに黒いテープを貼り、異常を隠して貸していたという。調べに対し販売部長は「苦情や交換などの対応が面倒だった」と容疑を認めているが、他の4人は「覚えていない」と話しているという。(HOME)


広島市東区・車整備会社